「シュミレーション」と「 シミュレーション」の違い!正しい発音ってどっちなの?
記事公開日:2023年3月11日
Sponsored Link
「このプログラムを使って、シュミレーションを行って、システム導入の前にチェックしておこう。」
「このシステムを運用する前に、コンピューターシステム上でシミュレーションしておこう。」
シュミレーションとシミュレーションって、発音の違いだけなんでしょうか?
それとも意味も違うの?
いつも使ってた方って間違い?
私はいつも、「想定する」みたいな感じの言葉として使っていたのですが、果たしてこれは意味としても合っていたのか!?
と、言うことで!
今回は、「シュミレーション」と「シミュレーション」の違いについて見ていこうと思います。
普段の使用方法や発音が間違っていないか、ちょっと心配になってきますよね…
ここで一気に不安を解消しておきましょう!
「シミュレーション」と「シュミレーション」の正しい発音
まず、「シミュレーション」も「シュミレーション」も英語にすると同じ言葉です。
英語で書くと、simulationとなります。
なので、「simulation」の意味を見てみましょう。
- 「simulation」の意味
見せかけ、ふり、まね、擬態、模擬実験
日本語だと特に、
の意味合いで使われることが一般的です。
綴りをみるに、発音としては「シミュレーション」が正しいことになります。
実際に発音して見ると、「シミュレーション」も「シュミレーション」も、聞き分けが難しいですよね。
なので、文字にするとどっちになるか悩んでしまうのかもしれませんね。
Sponsored Link
「シミュレーション」と「シュミレーション」の意味
「シミュレーション」の発音が正しいと分かったので、意味を改めてチェックしてみましょう。
- 「シミュレーション」の意味
シミュレーションとは、現実の対象や現象から特徴的な要素を抽出してモデル化し、模擬的に実践・再現すること。
科学技術の分野では現象の理解や予測、人工物の開発や改良などによく応用される。
【IT用語辞典より】
せっかくなので、流行りのChatGPTにも「シュミレーションとシミュレーションの違い」について聞いてみました。
- ChatGPTの「シュミレーションとシミュレーションの違い」
「シュミレーション」と「シミュレーション」は、基本的に同じ意味を持つ言葉ですが、微妙なニュアンスの違いがあります。
一般的に、技術的な分野でよく使用されるのが「シミュレーション」であり、より広く一般的な使用には「シュミレーション」が使用される傾向があります。
ただし、この傾向は非常に微妙で、どちらの言葉を使用しても正しく伝えることができます。
したがって、両者の間には実質的な違いはなく、どちらの言葉を使用しても同じ意味を表すことができます。
とのことでした。
これ見ると、「どっちでもいいの?」となりそうですが、放送用語委員会による「点検!外来語の伝え方」によると、「シミュレーション」が正しい発音とのことです。
この「点検!外来語の伝え方」によると、「simulationの発音が間違っていると外部委員から指摘があった」と記載されているのですが、「いや、耳良すぎない?ww」ってなりますよね。
Sponsored Link
「シミュレーション」と「シュミレーション」の例文
しつこいようですが、正しい発音は「シミュレーション」なのですが、ChatGPTのいう所の
という2点に焦点を当てて、例文を書いてみました。
- より広く一般的な使用の「simulation」
- 今回のテストは事前にシュミレーションをして本番に臨んだので、自信があります。
- 免許を取るときの事故のシュミレーションで事故を避けるのが、ムリゲー。
- 新しい車を買う前に、ローン返済のシュミレーションをしとこう。
- iDeCoでどのくらい節税できるものなのか、シュミレーションしてみる。
- 技術的な分野でよく使用される「simulation」
- 航空機の設計では、シュミレーションを使用して空気力学的なテストを行い、最適な形状を決定します。
- 自動車メーカーは、クラッシュテストをシミュレーションして、車両の安全性を確保します。
- 研究者は、天体の運動をシミュレーションして、宇宙の形成や進化を解明するために利用します。
- 経済学者は、市場や金融システムの振る舞いをシミュレーションして、将来の予測や政策の策定に活用します。
と、敢えて分けるならこんな感じだと思うのですが、深い意味はありません。
正しい発音は「シミュレーション」なんです。
Sponsored Link
まとめ
今回は、「シュミレーション」と「シミュレーション」の違いについて見てみました。
英語で書くと「simulation」なので、発音としては「シミュレーション」が正しくて、「シュミレーション」の方は発音しやすいので誤って使われやすいということですね。
どちらでも通じるし、意味も変わらないのですが、文字にするときはちょっと気を付けて「シミュレーション」と書いておけば間違いありません!
ChatGPT的には、広く一般的に使われる場合と科学分野で使われる場合で発音が変わるようです。
ただ、ChatGPTに「シュミレーション」と「シミュレーション」で例文を作ってもらったのですが、科学分野と「広く一般に使う」場合のものが混ざってました。(笑)
こういうのは苦手なんでしょうか…
だとしても、面白いし優秀ですよね、ChatGPT!
「京極夏彦風に文章書いて!」とか頼むと、ちゃんと作ってくれて面白かったです。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
Sponsored Link
この記事が参考になった!」場合はこちらのボタンでポチッと応援お願いします!
最近のコメント