BSとCSの違いとは?必要な設備や料金、おすすめチャンネルも紹介!

記事公開日:2023年3月20日

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テレビのリモコン見てると、ふと思いませんか?

このBSCSって何だろう?

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リモコンのボタンを押してみると、見れる場合と見れない場合がありませんか?

賃貸物件だと、見れる物件と見れない物件があったりもします。

BSとCSって何が違うんでしょうか?
有料なんでしょうか?
なにか設備が必要なんでしょうか?

今回は、この辺りをメインに、BSとCSの違いについて見ていきましょう!


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BS、CSとは?


さっそく、BSとCSについて見てみましょう

    BS、CSとは?

    BSとCSは、どちらも衛星放送です。
    利用している人工衛星の種類が違うので、見られる番組が異なります。

どちらも衛星放送だけど、見れる番組が違うんですね。

え?それだけ?

って感じですよね。
さて、では具体的に見ていきましょう!

BSとは?


BSとは、「Broadcasting Satellites:ブロードキャストサテライト」の略です。

Broadcastとは、「(テレビ・ラジオで)放送する」と言う意味なので、BSは放送用の衛星を利用したテレビ放送のことになります。

電波は東経110度にある衛星から受信しています。

最初に打ち上げられた衛星は、「ゆり2号a」と呼ばれるもので、打ち上げ時の目的は、

離島や山間部の人口希薄な地域における難視聴地域の解消

でした。

その後、方針を変更して、「地上波ではニーズの少ないマニアックな放送の提供」が目的になっていきました。

設備さえ整っていれば、通信会社等との契約は不要で、無料で視聴できます

ここからはちょっと難しい話ですが、BS放送はすべての国が一定数の物理チャンネルを使えるように、国際的に決められています。

日本のBS放送は11.7~12.2GHzの周波数を使っていて、12の物理チャンネルが割り当てられています。。

チャンネルのリモコンの数字が昔から1~12から変わらないのはこのためです。

チャンネル数を増やすのは、国際プランの変更になるためめっちゃくちゃ手間がかかるんです。

ちなみに、「ゆり2号a」の打ち上げは、1984年(昭和59年)でした。
種子島宇宙センターから、N-IIロケット5号機で打ち上げられました。

こうして考えると、ニュースでよく見る「種子島宇宙センターのロケット打ち上げ」も他人事ではなくて、

やがて生活に関わってくる未だ見ぬ何かに繋がってるんだなぁ。

って思いますよね。

CSとは?


CSは「Communications Satellite:コミュニケーションサテライト」の略で、通信用の衛星を利用したテレビ放送のことです。

視聴するには、スカパーやWOWOW、ケーブルテレビ、ひかりTVと契約する必要があります。
つまり、有料です。

衛星自体の開発は、テレビ放送ではなく通信事業が目的でした。

CSの衛星は、BSと同じ東経110度の他に、124度128度があります。

2011年の放送法改正によって、BSデジタル放送と東経110度CSデジタル放送に関しては、衛星基幹放送それ以外の124度、128度衛放送は衛星一般放送に法令上分類されました。

日本のCS放送は、12.2~12.75GHzの周波数を用いています。

基本的には先着順で使用周波数が割り当てられます。
国際プランは関係ないので、割り当てを増やすのはBSと比べると容易です。

でもその分、衛星の打ち上げにあたって、関係国や軌道位置や周波数の調整が必要です。
場合によっては周波数や出力に制限を受ける場合もあるようです。

やや難しい話でしたが、周波数とかの詳しい話をすると、頭がこんがらがってくるので、この辺で一旦終わりにして、必要な設備について見ていきましょう!

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BS、CS環境に必要な設備


冒頭でも言ったように、賃貸とかだとBSが見れる物件と見れない物件があったりします。

戸建てでも、テレビの配線を刺しただけでも見れる地域とそうじゃない地域があったりします。

何か設備が必要なのかな~…?ってことで、見ていきましょう。

BSもCSも必要な設備は同じです。

    BS、CS環境に必要な設備

  • BS/CS放送対応アンテナ

  •  家の外にくっ付いているのを時々見かける、白い大きな丸いやつです。業者に設置してもらうのが安全です。

  • BS/CS放送対応チューナー

  •  最近のテレビだと、内蔵されているものがほとんどなので、敢えて準備する必要は無いことも多いです。古いテレビの場合は、テレビのリモコンにBS/CSの切り替えボタンがついていないか確認してください。ついていなければ、チューナーが必要になってきます。

  • BS/CS放送対応ケーブル

  •  アンテナとチューナーを繋ぐためのケーブルも必要です。分配器を使ったり、外壁にケーブルを通したりする場合もあるので、アンテナを設置する際に業者に併せて聞いて見たり、施工してもらったりします。

  • B-CASカード

  •  テレビを買うと一枚付いてきます。「地デジ専用」と「BS/CS/地デジ共用」があるので、確認します。

アンテナを設置してもらうのにかかる費用は、業者によってマチマチですが、およそ2~3万円程かかります。

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また、マンションやアパートの場合はまず管理会社に問い合わせて、アンテナ設置に関して何かルールがないか確認してみましょう。
BSに関しては、すでに設備が整っていてケーブルを刺すだけで視聴できる状態になっていることもありますよ!

アンテナ設置が嫌な場合は、光回線のひかりTVケーブルテレビも検討してみてください。
月額料金が取られるのでランニングコストはかかりますが、見たい番組が多い場合は検討の価値はあります。

逆に、「無料で見れるBSだけで良い」場合は、アンテナを設置するのが最安です。

ちょっと面倒ですけど、不必要な月額料金を取られ続けると大損ですから、どんな番組をどれだけ見たいかで検討してみてくださいね。

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おすすめチャンネル


どんな番組を見たいかって言われても、どんな番組があるの?

契約の時に、101CHとか40CHとか言われるけど、どっちがいいの?

って時のために、ここでちょっとCSのおすすめチャンネルを紹介していきます。

アニメが見たい大きなお友達、小さなお友達


アニメが見たい大きなお友達~小さな友達はアニマックスキッズステーションがおすすめです。
テレ東系のアニメから昔のアニメまで、一日中アニメを流しています。

アニメ系はこの2つがあれば、とりあえずはOKです。

さらにカートゥーンネットワークもあれば完璧です。
カートゥーンネットワークは夜間は大きなお友達、日中は小さなお友達が好む番組をやっています。

小さなお友達にはディズニーチャンネルディズニージュニアも良いです。
ディズニーチャンネルはアニメの他にも、「シークレット・アイドル・ハンナ・モンタナ」や「ウェイバリー通りのウィザードたち」のようなドラマもやっています。
この辺のドラマは大人も結構ハマっちゃうんですよね。

この辺はCS契約するとたいてい見れるチャンネルに入っている気がします。

まだまだ時間とHDDとお金に余裕のある大きなお友達はアニメシアターも追加契約でどうぞ。
ず~~~~~~~~~っと大きなお友達のためのアニメが流れています。
もう、ず~~~~~~~~~~~っと、一日中です。
自宅警備が捗ります。

教養を深めたい、謎や歴史好きな方


謎や歴史が大好き、教養を深めるためにテレビを見たいという方には、

  • ヒストリーチャンネル

  • ディスカバリーチャンネル

  • ナショナルジオグラフィック

  • アニマルプラネット

  • がおすすめです。

    「ヒストリーチャンネル」はオーパーツとか宇宙人とか古代の世界とか中世ヨーロッパの謎とかをやっています。

    「ディスカバリーチャンネル」はヒストリーチャンネルよりはもうちょっと学術に寄せた番組をやっています。
    「宇宙の仕組み」とか「宇宙開発」、車関係や兵器開発なんかをやっています。

    「ナショジオ」は動物のドキュメンタリーや過去の大きな事故や事件の検証なんかもやっています。

    「アニマルプラネット」は、動物に関するありとあらゆるネタをやっています。
    動物のことを見たいなら、ナショジオよりはアニマルプラネットの方が面白いです。

    正直、アニメやドラマ、映画は他のVOD(動画配信)サービスでカバーできるのですよね。

    でも、上に挙げたチャンネルのうち、ナショジオ以外はVODで見放題とはいかないんです。

    なのでこの辺を見たい時こそ、CS契約は必須です。

    ナショジオは、ディズニープラスというVODサービスで視聴できます。

    ディズニープラスは月額990円(税込)、年額9,900円(税込)(2023年3月時点)なので、VODサービスと考えれば普通の金額です。
    オリジナルドラマも面白いですよ!

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    まとめ


    今回は、BSとCSの違いについて見てみました。

      BSとCSの違い

      どちらも衛星放送ですが、使用している衛星が異なる。

      BSは必要な設備が整っていれば無料で見れるが、CSは有料契約が必要になってくる。

    CSはチャンネル数に応じて月額料金が高くなっていくことが多いですし、VODサービスが付加されているパターンもあります。

    サービス内容は各社様々なので、自分のニーズをよく見極めて契約先と契約内容を検討する必要があります。

    ケーブルテレビは対応地域があるので、自分が住んでいる地域がケーブルテレビ対応かどうかも注意が必要です。

    私は子供のころ、アニメ過疎地な上にNHKしか見れない家庭だったので、テレビをあまり視聴できまませんでした。
    大学に入って一人暮らしをしてからケーブルテレビを契約したら、もう大変でした!

    見たいものがたくさんある!
    アニメ過疎地では見れないアニメもたくさん見れる!
    録画の消化が追い付かない!

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    そうやって無事に半引きこもり体質を獲得して社会に放逐されると、今度はVODサービスが盛んになってきました。
    控えめに言ってサイコーです、VOD!!

    ケーブルテレビを経てVODサービスに着地した私個人としては、料金とサービスのバランスがいいのは断然VODかと思います!

    でも、見たいものが絞り切れていないなら2~3年ほどCS契約をして、自分の好みをしっかり把握してからCSを解約してVODを選ぶのが良いのかな~…なんて思いますよ!

    VODも各社で色がありますから、好みが分かれるところですしね~…

    今回は以上です。
    ご参考になりましたら幸いです。
    (*゚ー゚*)ノ

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