退社と帰社の違い！それぞれの意味は？電話で答えるときの正解は？

会社での電話応対って最初はなれないですよね～。

担当者が見当たらないときには、「席をはずしております」
といいつつ、実はもう戻らないことがわかって後で焦ったり、

「ただいま不在なので折り返しご連絡いたします」
って答えたら、「いや、それただの営業電話・・・」
って突っ込まれてしまったり（＾＾；

日本語ならではのニュアンスの違いで難しい場面もあります。



たとえば、担当者がすでに家に帰ってしまっている場合、
なんて答えますか？

さて！このうち、ベストな回答はどれでしょうか～っ

「ええっ、そういわれてみればどれだかわからないっ」

って人は、ちょっと次を読み進めてみてくださいね。

それではどうぞ～ ( -_-)旦

退社と帰社の違い

退社と帰社の違いについて、
それぞれの意味と使い分け方法を見ていきましょう。

帰社の意味とは？

まずは、「帰社」の意味についてみてみましょう。

帰社というのは

(営業先など)外出先から会社に戻る

という意味になります。

主に会社の社内の人が、社内の人に使う言葉ですね。
営業の人なんかがよく使います。

たとえば、営業の人が商談が少し伸びてしまったときなどに、
それを伝えるために会社に報告するときに、電話で、


という具合に使用します。



もしも電話対応していて、

「○○はすでに帰社しております」

何て言ってしまうと、

「社内にいるなら早く電話変わってくれよ！」

なんて思われちゃいますよ！ヾ(;´▽｀A“

では、次に退社についてみてみましょう！

退社の意味とは？

退社には2つの意味があります。
すなわち、

おそらくこれが電話対応で「退社」を使う場合に、
違和感を覚えることがある理由ですね（＾＾

「退社」には、会社を辞めることと、
会社をもう出て、家に帰ってしまったことの、
2つの意味を同じ言葉に含んでいるのです。

紛らわしいですね～（＾＾；

今日はもう帰ってしまいました

という意味で使いたい場合は、ちゃんと上の
「1」の意味として間違えではないので、

「退社」

という言葉を電話で使っても問題ありません。

だたし、久しぶりに電話をかけてきた人の場合など、

「○○は退社させていただきました」

と答えると、

「ええっ、彼、辞めちゃったの！？」

ということになりかねませんので、


と、「本日」を付け加えることで、
余計な誤解を生まないですみますね（＾-＾）h

と、言うことで、正解は「退社」でした～（＾＾ゞ

では最後に「帰宅」についてです。

帰宅を会社の電話対応で使うのはあっているのか？

「帰宅」の場合は文字通り、

「家に帰りました」

という意味になりますね。


うん・・・確かにおかしくはないですね。

ただ、私からするとちょっと違和感があるんですよね（＾＾；
営業暦が長いからでしょうか・・・

これをフランクに言い換えると、


ってニュアンスに聞こえるんですよね。

相手の担当者にとっては、その人に仕事の用事があるから、
連絡をしてきているわけであって、

その人に対して、用事があって電話してきるのに

「家に帰りました」

ってストレートに言うのは忍びないというか・・・

なので、私の場合だったら、


と、言い換えるようにしますね～（＾＾；

まぁ、この辺は個人的な感覚の問題なので、
「帰宅しました」でも間違いではありません。

まとめ

いかがでしょうか。

今回は、電話対応の時にちょっと悩む、
担当が帰っちゃってる場合の言い回しについてまとめました。

結論を言いますと、


となります。

人によっては、「退社だと退職を連想させてヤダ！」
という人もいると思うので、

その場合は、帰宅の違う言い回しの時に紹介した、

「本日○○は失礼させていただきました」

を使うと良いと思いますよ！

今回は以上です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました(*ﾟｰﾟ*)ﾉ