大使館と領事館の違い!施設が複数あるのはどっち?
記事公開日:2015年5月15日
最終更新日:2016年3月2日
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「大使館と領事館の違いってなに?」と
質問されたらサラっと答えられますか?
答えられる人って、実はそんなに多くはないと思うんですよね。
さて、では突然ですが、ここで質問です。
施設が1つの国に1つしかないのは、
「大使館」「領事館」
いったいどちらでしょうか?
そしてその理由とは?
「え、ヤバイ、わからないかも・・・」
という人は、今回の記事をチェックして、
大使館と領事館の違いをバッチリマスターしちゃってくださいね(*゚ー゚*)ノ
それではさっそくみていきましょう~!
大使館とは?
大使館というのは、外交を行う目的で派遣される
外交使節団の中でも一番偉い人。
つまり大使が公務で使用する場所のことです。
大使は特命全権大使として任命されてその国に常駐します。
そして外交のために働いているわけで、その場所こそが大使館なんです。
ちなみに外交関係にある国にかならず大使館があるわけではなく、
ある地域に一つの大使館があり、周辺の外交国と兼任することもあります。
日本のような島国の場合では見られないケースですが、
大陸の場合では兼務することもあるんだとか。
そして日本の場合は大使館が存在するのは首都である東京に集中しています。
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領事館とは?
領事館は領事という外交官が活動する上で拠点となる公館のことを言います。
領事館で領事が行う仕事の内容は情報収集や広報などがメインになります。
自国の国民が、その国で何かトラブルがあった場合の
保護活動なども領事の役目の一つです。
大使館で行うことよりも、渡航の事務処理など実務が多いことも
大使館で行う公務との違いとなってきます。
日本の場合では東京に大使館が集中しているのに対して、
領事館は大阪に多いというのが特徴です。
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大使館と領事館の違いは?
大使館と領事館の違いとして、一番ハッキリしている点は、
大使館には特命全権大使という外交使節団のリーダーが常駐しています。
なので大使館は、その国には一つしかありません。
それに対して領事館では、文書の発行など事務的なことを行うので、
一つの国の中に何箇所かあるんです。
例えば中国やアメリカのような大きな国では、領事館が色んな場所に存在していないと、
その国で生活している日本人には困ることもあります。
アメリカには17か所の日本の領事館や領事事務所があるのですよ。
まとめ
今回は大使館と領事館の違いについて紹介しました。
大使館と領事館の違いについてイメージがつきましたでしょうか?
まとめると、
となります。
きちんと役割分担されているんですね(^^
海外に行く機会がある方は、その国にある日本の大使館と
領事館を調べておくとイザという時に役に立つかも知れませんよ。
でも、トラブルに巻き込まれないのが一番ですけどね。
今回は以上です。
参考になりましたら幸いです(*゚ー゚*)ノ
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