志向と指向の意味の違いは?思考との違いもチェック!

記事公開日:2015年11月24日
最終更新日:2020年1月20日

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健康志向やブランド志向など「志向」という言葉や漢字を使う場面ってありますよね。

しかし指向性マイクなどに用いるのは「指向」というまた違った漢字です。

そうなってくると、

「志向」と「指向」ってどう違うの?
どうやって使い分けたらいいの?

って悩んじゃいますよね・・・。

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今回は「志向」と「指向」の違いや、
また「思考」との使い分けなどを紹介していきましょう。

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志向と指向の違い


志向という言葉は「ある方向・目的を目指す」という意味合いで用います。

    「健康志向」
    「ブランド志向」

などがこれに当てはまりますね。



一方、指向という言葉もまた、

    「ある方向・目的を目指す」

という意味合いです。

例としては「指向性マイク」などが挙げられるでしょう。



ええ!どっちも一緒なの?」って思いますよね(-_-;)

しかし「志向」の方は「気持ちや考え方」に関する表現が多いので、
表現の違いとしては

    志向

    気持ちや考えなど、精神的な表現をするときに用いる。

    指向

    物理的な方角や目的を表すときに用いる。

といった違いが出てきます。

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「プラス思考」と「プラス志向」


意味の違いはわかったものの、漢字の使い方でちょっと悩んでのが、

プラス思考」と「プラス志向

皆さんは普段どちらを使っていますか?

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志向」はきもちや考えがその方向を目指すことで、
思考」は漢字そのまま、思って考えることです。

なので、実は「プラス思考」でも「プラス志向」でも間違いではないのです。

でも「プラス志向」って言葉はあんまり見覚えがないですよね。
雑誌やテレビなどでも「プラス思考」の方を使う場合が多いと思います。

辞書で調べたところ、載っていなかったのですが、
「プラスしこう」という言葉は、

ものごとを何でもいい方向に思い、考える


ことなので、今のところ「プラス思考」の使い方のほうが優勢のようです。

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例文をチェック!


ではここで例文をチェックしていきましょう。

志向」という漢字は

    「彼女はブランド志向」
    「健康志向のカフェ」
    「上昇志向の傾向がある」

などの例文に当てはまるでしょう。

考えや気持ちなどの表現で用いる場合が多いので、
「思考」とやや似通るところがあります。

ちょっと分かりにくいですが、

「志向」はこころざす、目標という意味合いが強く、
「思考」は単純な考え、気持ちを表す。


と覚えておくと良いかもしれませんね。


指向」という漢字は

    「指向性アンテナ」
    「輸出先として指向する
    「探知機が発信源を指向する」

など、物理的な目的や方向を指すときに用います。
精神的な心向きでは用いないので「思考」との違いは分かりやすいですね。

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まとめ


今回は「志向」と「指向」の違いや、
また「思考」との使い分けを紹介しました。

「志向」は精神的な向き、
「指向」は物理的な向きと考えると分かりやすいですが、
「思考」との違いもありなかなか難しいですね。

「思考」は概念や推理などの場合に使うことが多いので、
前後の文章を考えてみるとわかりやすいと思います。

今回は以上です。
参考になりましたら幸いです(*゚ー゚*)ノ

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