失礼と無礼と非礼の違い!悪い順にならべると?
記事公開日:2013年12月12日
最終更新日:2016年2月1日
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失礼と無礼と非礼は何が違うのか。
使い方がわからないって人も、
多いのではないでしょうか。
どれも、似たような意味ですが、
ニュアンスがだいぶ違います。
そこで今回は、この3つの言葉の
についてまとめました。
さっそくいってみましょう!
失礼とは
失礼は、「礼」を「失う」。
つまり、礼儀にかけていた状態をいいます。
3つの言葉の内では、もっとも軽い
謝りことばとなります。
感動詞としても使われ、礼儀に外れない為に
軽く謝る時などに使われたりします。
たとえば、
「ちょっと失礼します。」
「失礼ですが、お名前伺えますか?」
「お先に失礼します。」
などですね。
例を欠いた行為をするけど、こめんなさいね。
という、軽いニュアンスとなります。
さらに、敬意の程度の軽い表現としては
「失敬」
などがあります。
これは、失礼よりも、もう少し古い使い方で、
主に男性が同輩や目下の人に対して使われます。
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無礼とは
無礼は、「礼」か「無い」。
つまり、礼儀が無かったので、これは、
詫びる、もしくは、詫びてもらうレベルです。
「失礼」は、礼儀を失っているので、
もともとはあったということですよね?
礼儀が「無い」となると、
これは抗議の対象となります。
3つの言葉の内では、中くらいの、
礼儀が無い状態をさします。
たとえば、
「無礼者!」
「無礼千万!」
「ご無礼をお許しください」
など、トラブルに発展している
ケースが多そうですね。
ことわざとして、「慇懃無礼」などがあります。
これは、非常に丁寧な対応だけど、
内心で相手を見下していることです。
これも、慇懃無礼な対応をされた相手は、
腹を立てている状態ですね。
いずれにせよ、「無礼」が使われる時は、
相手か自分が御立腹の時になります。
本来、「礼」があるべきなのに無い状態なので、
身分の低い人が身分の高い人に対して、
礼を失っていた時に使われるイメージです。
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非礼とは
非礼は「礼」に「あらざる」。
つまり、礼儀に背いている状態です。
礼儀に欠けているとか、無いではなく、
反しているのですから、最大級の失礼です。
3つの言葉の内では、一番ひどい状態ですね。
たとえば
「非礼をわびる」
「非礼なふるまい」
など、非礼があったあと、
かなりの対応を迫られそうですね。
会社などで、部下が失態やらかしてしまった時に、
上司がお詫びをする時に使用するイメージがあります。
グーグルなどで、「非礼」を検索すると
などが出てきますね。
なので、非礼という言葉は、
という、重い意味で使われる事が多いようです。
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まとめ
今回は、失礼と無礼と非礼の
違いについて紹介しました。
ということで、重さでいうと、
非礼>無礼>失礼>失敬
となります。
「失礼」は何となくニュアンスは
わかりますよね。
でも、無礼と非礼では、
けっこう重さが違います。
状況によって使い分けて、
失礼のないようにしたいものですね。
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