直すと治すの違い!癖や性格を「なおす」場合はどっちを使う?
記事公開日:2016年4月7日
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「ちょっと、その性格なおしたほうがいいよ。」
なんて言われたら「ドキッ」っとしますよね。
さて、今日は漢字の意味の違いのお話です。
ここで言う「直す」と「治す」。
どちらも「なおす」と読みますが、漢字は違いますよね。
一体どういった違いがあるのでしょう?
「治す」というと病気をなおすときによく使いますが、
癖や性格をなおす場合はどちらを使うんでしょうか?
「治しなさい!」
というよりは、
「直しなさい!」
といったほうがしっくりくるような。
てことは癖や性格は「直す」であっている??
今回はちょっと使い方に迷ってしまう「直す」と「治す」の違いや、
使い分け方法についてみていきましょう。
直すの意味と使い方
「直す」というのは、
などの意味があります。
言い換えると、
に使います。
とても広い意味合いで使われていて、人に対しても、物に対しても使うことがあります。
類義語としては「改める」「正(ただ)す」などが意味合い的にも近くなります。
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治すの意味と使い方
では、次に「治す」の意味についてみてみましょう。
「治す」というのは、
という意味があります。
こちらの漢字は病気やケガに対して使うので人間に用いるのがほとんど。
使い方がイマイチ分からない場合は、
「治療」
という言葉に当てはめてみましょう。
成立する場合は「治す」を用いるのが正解です。
直すと治すの違い
直すというのは広い意味があり、
のように使います。
悪い状態から良い状態になおす、改善という意味合いが強いですが、
置き換える交換という意味合いもあり、
という使い方もします。
一方、治すは、そのほとんどが「病気やケガをなおす」という場合だけに使い、
使用用途がかなり限定されているのが特徴です。
「治療」という意味合いがほとんどなので、
というように病気関係、ケガ関係の文章において使います。
使い分けが分からない場合は、
「なおす」ものは何か?
を考えてみると間違えずに使い分けができます。
(^-^)h
ちなみに病気やケガを治療する場合は「治す」を使いますが、
例外として「直す」と表記する場合もあります。
ちょっとややこしいですが、広い意味での「直す」の中に「治す」があると覚えておくとよいですね。
(´▽`v)
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癖や性格を「なおす」場合は?
さて、では本日のメイントピック。
癖や性格を「なおす」場合はどちらを使ったらよいのでしょうか。
悪いものを良いものになおすので、一見「治す」を使うのが適切なように思えますが、
よく考えてみると性格が悪いというのは病気ではありません。
なので、
「直す」を使うのが正解です。
癖をなおす場合も同じですね。
「直す」の方を使います。
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まとめ
今回は「直す」と「治す」の違いについて紹介しました。
直すというのは広い意味合いがあり、間違いを正すときや、訂正するとき、また、何かに置き換えるときなどに使います。
一方、治すというのは病気やケガをなおすときに使い、治療という意味があります。
使い分けが分からない場合は「なおす」を「治療」に置き換えてみると、どちらを使うべきかが分かりやすくなりますよ。
(。・∀・)ノ
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノシ
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