シャベルとスコップの違い!関西と関東で呼び名が違う!?JIS規格だとどうなの?
記事公開日:2016年6月21日
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公園の砂場でおやま作り。
トンネルを掘ったり、山を作ったり。
誰しも、子供のころにやったことがあるのではないでしょうか。
ところで、あの砂場で遊ぶ時に使う、砂をかく道具。
あれって・・・・
スコップなの?
シャベルなの?
似たような形状と用途であるにもかかわらず、
人によって呼び方が違うものってありますよね。
あなたは上の写真を見た時にどちらだと思いましたが?
スコップ?
それともシャベル?
どちらでも正解ではあるのですが、
なぜ人によって認識がちがってくるのでしょうか。
いや、実はそもそも意味や定義も違うの!?
と、いうことで!
今回は、スコップとシャベルの違いについてまとめました。
それではさっそくみていきましょう~。
シャベルとスコップの語源について
まずはそれぞれの語源を調べてみることにしましょう。
それによって形状や大きさから二つを区別するヒントになるかもしれませんし。
ではいきます!
- シャベルの語源
シャベルとは英語の”Shovel”が語源
- スコップの語源
スコップとはオランダ語の”Schop”が語源
・・・・なんと調べてみてもこれだけしかわかりません。
唯一の違いと言えば英語とオランダ語からそれぞれの言葉が日本に入ってきたということだけでしたね。
語源によってわかったことは以上になります。
気を取り直してこれからもっとはっきりとした違いを紐解いていきますよー
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シャベルとスコップの違い
さて、先ほどは語源からスコップとシャベルの違いをみてみましたが、
日本ではそれぞれをどのように定めているのでしょうか。
この判断には、
JIS(ジス)規格
というものを使います。
このJIS規格は簡単に言うと
国家が定めている製品の形状、大きさ、名称のこと
ですね。(^^
例えば、何か物を修理しようとしたときにそれぞれの企業が好き勝手な形や大きさでネジを作っていたらどうなるか。
など、このような状況を避けるためです。
標準化というやつですね。
さて、ではこのJIS規格。
シャベルとスコップはそんな安心なJIS規格によってどのように定められているのでしょうか。
みてみましょう!
- シャベル
上部が平らで足をかけて押せるもの
- スコップ
上部が曲線状で足をかけられないもの
おおーなるほど。
足をかけられるかかけられないか!
これははっきりとイメージも付きますし正解と言えるかもしれないですね!
でもちょっと待ってください。
「違うよ、これ逆だよ!」
って思う人が中にはいるはずです。
「そもそもJIS規格なんて知らないし」
というのが正直なところでしょう。
そんな納得いかないよという人のために続いては地域による呼び方の違いについて紹介していきます。
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関西と関東で呼び名が違う?
関東関西ではどのようなものがスコップでどのようなものがシャベルなのかについて紹介していきます。
これは非常に簡単。
関東では、
大型のものを「スコップ」
小型のものを「シャベル」
大型のものを「スコップ」
小型のものを「シャベル」
関西では、
大型のものを「シャベル」
小型のものを「スコップ」
大型のものを「シャベル」
小型のものを「スコップ」
と呼ぶそうです。
なので、関東では足をかけられるものでも大型であればスコップと呼ぶ。
ということですね。
逆もまた然りです。
JIS規格と合わせて考えるとややこしくなってしまいますよねー
関西と関東では呼び方が逆転する
が一番いい覚え方ですね!
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まとめ
今回はスコップとシャベルの違いについて紹介しました。
結論から言いますと、シャベルとスコップの呼び名の違いの謎には、
の3つがありました。
どれも間違いではないのですが、
それにしてもヤヤコシイですね~。
(^^;
シャベル | スコップ | |
語源 | 英語の”Shovel” | オランダ語の”Schop” |
JIS規格 | 上部が平らで足をかけて押せる | 上部が曲線状で足をかけられない |
地域性(関東) | 大型のもの | 小型のもの |
地域性(関西) | 小型のもの | 大型のもの |
さて、あなたはどちらの方でよんでいましたか?|・ω・)
今度、知り合いの人にどっちでよんでいるのかを聞いてみるのも面白いかもしれませんね。
意外な答えが返ってくるかもしれませんよ。(^^
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
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