カレーライスとハヤシライスの違い!ビーフシチューとはどう違う?
記事公開日:2016年8月20日
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こどもにも大人にも大人気のランチの代表選手、
カレーライスとハヤシライス。
「何が違うの?」
っていったら、そりゃルーが違うんですけど、見た目もコンセプトもどことなく似ていますよね。そこで今回は、この二つのルーツの違いについて掘り下げてみました。
見た目もにているカレーラースとハヤシライスはどこから枝分かれして今のかたちとなったのでしょうか。
ビーフシチューも飛び入り参加して、これらの違いについて、徹底検証してみました。
それではさっそくみていきましょう!
カレーライスとハヤシライス
カレーライスの発祥はインド。
辛みのきいたスパイスを混ぜ合わせたルーで肉や野菜を煮込んだ料理です。
日本だとごはんにかけて食べますが、本場インドだとナンの場合が多くなります。
本場のインドのカレーはもっとサラサラしているものが多く、種類もたくさんあります。
ちなみに、日本で食べられているカレーライスは、イギリスの欧風カレーを日本風にアレンジしたものとなります。
対して、ハヤシライスはヨーロッパ発祥。トマトベースで和えた具材をデミグラスソースで煮込み、ご飯にかけたものを指します。
ハヤシライスのまろやかな味わいは、デミグラスソースのおかげなんですね。
デミグラスソースの甘みとトマトベースのほどよい酸味が混じり合って、マイルドな口あたりをうみだしています。
より正式なレストランでは、ソースとしてハッシュドビーフをかけるところもあるようです。
ということで、カレーライスとハヤシライスはそもそも、土台となるソースの材料が違うのです。
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ハヤシの語源
「ハヤシライスのハヤシってなんなの!?」
「森的な何かが関係しているの!?」
「森的な何かが関係しているの!?」
なんて、一度はチラリと疑問に思ったことはあるのではないでしょうか。
|・ω・)
実は、このハヤシライスというのは日本独特の呼び方です。
ハヤシライスの語源には大きく、次の2つの説があります。
- ハヤシライスの語源
1.
考案者の早矢仕有的(はやしゆうてき)氏から命名した。
2.
ソースとして使われることの多い「ハッシュドビーフ」がなまってハヤシになった。
どちらの説も説得力がありますが、ハヤシライスがもともとヨーロッパ発祥だということを考えると、ハッシュドビーフ説のほうが有力な気もします。
ちなみに早矢仕有的氏は「丸善」の創始者です。
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ビーフシチューとハヤシライスの違いは?
さて、次に飛び入り参加してきたビーフシチューについて。
ビーフシチューは、ニンジン、玉ねぎ、じゃがいもなどの野菜と、牛肉をブイヨンで煮込んで、デミグラスソースやトマトソースで味付けをしたシチューです。
使う材料はカレーやハヤシライスとそっくりですよね。
カレーとはルーが違うのでまだわかりますが、
「ハヤシライスとは何が違うの?」
と疑問に思ってしまう人も多いのではないでしょうか。
ハヤシライスとビーフシチューの違いは肉の切り方と煮込み方に差があります。
ハヤシライスの場合はそんなに煮込まず、野菜や肉を薄くきりますが、ビーフシチューの場合は厚切りの牛肉を使い、その肉が解けて小さくなるほど長時間煮込みます。
名前のとおり「ビーフ」がメインの「シチュー」なわけですね~。
混ぜておいしい「ハヤシカレー」
最後にカレーとハヤシライスのちょっと変わった食べ方のご紹介です。
最近ちまたではカレーライスとハヤシライスを混ぜた料理が、「ハヤシカレー」として人気を集めています。
作り方は簡単。ごく普通のカレールーにハヤシソースを適度な割合で混ぜるだけです。
カレーの割合が多ければスパイシーな味わいになり、ハヤシソースを多くすれば辛さがマイルドになります。
初めて作る場合はちょっと度胸がいりますが、
「少し変わった味を試してみたい!」
という時にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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まとめ
今回はカレーライスとハヤシライスの違いについて紹介しました。
- カレーライス
野菜とお肉にスパイスを混ぜたカレー用のルーで具材を煮込んだもの。
- ハヤシライス
野菜とお肉をデミグラスソースやトマトソースで煮込んだもの。
カレーの辛さはスパイス、ハヤシのマイルドさはデミグラスソースのおかげなんですね~。
また、ビーフカレーの場合は、お肉の量と煮込む時間に違いがありました。
カレールーとハヤシソースを混ぜ合わせたものは「ハヤシカレー」と呼ばれ、両方のいいところを合わせたアレンジメニューとして人気をあつめています。
味の方はいかに!?
「ちょっと興味があるカモー」
という場合はぜひ一度ためしてみてくださいね!
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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訂正箇所:インドにナンはほとんどありませんよ。チャパティ、ロティです。