以外と意外の違い!意味はどう違う?使い分けもチェック!
記事公開日:2016年10月21日
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以外と意外。
意味も使い方もはっきり違うはずなのに、
ついつい間違って書いてしまう漢字。
以外と意外はその典型で、使い分けがあいまいなまま、
使ってしまう人って意外に多いですよね。
LINEなどでやり取りしている時に、
「あの映画、以外に面白かった!」
なんて書いてあったりして、
「ああっ、なんか違う!」
もどかしくなることもあります。
ここでは、以外と意外の意味の違いをしっかり覚えて、
今後、どちらを使えばよいのかまよわなくなるようにしましょう~。
それではそれぞれの意味の違いをチェックです!
以外の意味
以外をさらに分解すると、
以て外
になります。
外はほかと読みます。
つまり「~以外」なら、~を以て外、という意味になり、
日常で使う言葉に直せば、
となります。
ちなみに以外は、以上や以下の仲間。
~以上なら「~を以て上」という意味となります。
意外の意味
対して、意外の方は「意識の外」という意味で、
まったくの想定外や予想外の事柄に対して使われます。
ただびっくりするだけではなく、
使い方によってさまざまなニュアンスの変化があります。
たとえば、
「君のおかげで意外な発見ができたよ」
と言えば素直に感動している感じですが、
「数学のテストで赤点を取ったんだって?意外だなあ」
なら相手のことを想定よりも低く低く見積もった言い回しとなります。
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以外と意外の違い
以外と意外は意味がはっきり違うので、
使い分けはそれほど難しくありません。
以外:~を除いて
意外:想定外の事柄
意外:想定外の事柄
この原則を覚えておけば、混同してしまうこともなくなります。
意味の違いはわかっているはずなのに、ついつい表記を間違えちゃう~
これは、機械変換のせいもあるんですよね。
(^^;
スマホやパソコンには単語の予測機能がついているので、
よく使う言葉ならほとんど自動的に変換されてしまいます。
使い分けをチェック!
さて、よりきっちりと覚えるために、ここでは、
以外と意外の使い分けを具体的な会話形式で確かめてみましょう。
「この前行ったお笑いライブ、意外に面白かったね」
「うん。私、コント以外はあんまり見ないんだけど、漫才やモノマネもけっこう笑えるんだね」
「君があんなに思いっきり笑うなんて、ちょっと意外だったな」
「そう?メインのコンビ以外にも売れてる人たちが意外にたくさん出ててお得だったよね。また今度行きたいな」
「(意外に好感触だな)……ちなみに今度行くとしたら誰と行きたい?」
「うーん。あなた以外の男の人!」
「おおっと。これは意外な結末!」
「うん。私、コント以外はあんまり見ないんだけど、漫才やモノマネもけっこう笑えるんだね」
「君があんなに思いっきり笑うなんて、ちょっと意外だったな」
「そう?メインのコンビ以外にも売れてる人たちが意外にたくさん出ててお得だったよね。また今度行きたいな」
「(意外に好感触だな)……ちなみに今度行くとしたら誰と行きたい?」
「うーん。あなた以外の男の人!」
「おおっと。これは意外な結末!」
以外は、「それ以外」
意外は、「考えていたことと違う結果」
これで使い分けもバッチリですね。
(´▽`v)
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まとめ
今回は以外と意外の意味の違いや、
使い分けのポイントについて紹介しました。
以外:~を除いて
意外:想定外の事柄
意外:想定外の事柄
このポイントさえおさえておけば使い分けに悩むことはありません。
この種の誤字は意味の勘違いというよりも、
あせって変換した末のケアレスミスのほうが多いのではないでしょうか。
「外」の漢字が同じなので一瞬わからなくなってしまうこともありますよね。
そんな時は、「以」と「意」の意味の違いに着目すればすぐにどちらを使うべきかに気が付けます。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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