予熱と余熱の違い!意味はどう違う?オーブンを使う場合は?

記事公開日:2016年11月28日

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料理を早く作ったりよりおいしくしたりする方法に、

予熱余熱

があります。

どちらも料理では基本中の基本のテクニックですが、
最初のうちは意味がこんがらがっちゃいますよね。

「オーブンの予熱を利用する」
「オーブンの余熱を利用する」

では、意味がどのように違うのでしょう。

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うっかり間違えると、料理の仕上がりがとんでもないことになりそうです。
ヾ(;´▽`A“

毎日の料理を早く、おいしく作るためにも、
予熱と余熱の違いをチェックしておきましょう。

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予熱の意味


予熱とはつまり、

何かを予め熱すること


です。

オーブンを10分間予熱する

であれば、

料理を入れていない空の状態でオーブンを一定温度まで温めておく


という意味になります。


どうしてこんな面倒なことをするのかというと、第一はオーブン全体に熱を行き渡らせるためです。

オーブンの側面や天井、底板などにあらかじめ熱をもたせておくことによって、食材をはじめから最高温度で温めることができ、味をより凝縮させる効果があります。

とくに肉や魚は予熱なしだと低温からじわじわ温めることになり、肉汁や水分の多くが外に出てしまいます。
素材の旨みをぎゅっと閉じ込めたいときに予熱調理法が効果的なのですね。

また、熱源がオーブン全体に分散することでいろいろな角度から熱をあてることができ、焼き上がりのムラがなくなります。

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余熱の意味


余熱は読んで字の通り、

余った熱


ということです。

充分に熱した鍋やフライパンは、調理が終わって火をとめてもすぐには冷たくなりません。
温度が完全に下がりきるまでまだ熱をもっているわけで、そのときに残っている熱を余熱と言います。

余熱を上手に利用することで、火加減の調節が難しい料理も簡単に作ることができます。

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微妙な火加減で固すぎたりゆですぎたりしてしまうカルボナーラですが、
余熱調理法によって失敗なしで仕上げることができます。

まずは普通にパスタとソースを鍋でゆで、適温まで熱したところで火をとめさらにゆでるだけなので簡単です。

余熱調理法が最も威力を発揮するのはカレーでしょう。

沸騰させた後にじゃがいもとルーをくわえて火をとめ、さらに1、2時間ほど寝かせると具材の奥まで火が通り、なおかつ味が全体まで染み込みます。

余熱を活用することで、ガス代の節約にもなります。
余熱の間は火をとめているのですから当たり前ですよね。

料理がおいしく作れて、なおかつ光熱費の節約にもつながる。
余熱調理法をマスターしない手はありませんね。(笑)

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予熱と余熱の違い


さて、それでは予熱と余熱の違いの復習です。

予熱とは調理の前に鍋やフライパン、オーブンなどを熱しておくこと。
余熱とはコンロの火をとめたあとに残っている熱のこと。

予熱はどちらかというと魚や肉などの旨みを凝縮する目的で行われ、余熱調理は料理の味をよりしみこませたり焦げ目をほどよくつけたりするために使われます。

オーブンを使う場合は?


オーブンを使う場合は予熱調理のみとなります。

オーブンは設定した時間を過ぎると内部の温度が急速に下がってしまうので、余熱調理には向かないのです。

予熱機能のついていないオーブンなら、レシピで指定された温度に設定しておき、料理を入れていない状態で庫内を一定時間温めます。

温度が上がりきったところでタイマーをとめれば予熱完了です。最近では予熱機能つきのオーブンも増えているので、より簡単に予熱調理を実践することができます。

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まとめ


今回は、予熱と余熱の違いについて紹介しました。

予熱と余熱の違い

予熱:鍋やフライパンを調理前に熱しておくこと
余熱:火をとめたあとに残っている熱

予熱調理はおもに食材の旨みを凝縮させるため。
余熱調理は料理の深いところまで味をしみこませるために行われます。

余熱を活用するとガス代の節約になるのも、主婦にとってはうれしい効果ですね。

せっかくの料理をさらにおいしくするためにも、予熱調理と余熱調理のどちらも完璧にマスターしておきましょう。

今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ

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