主管と主幹の意味の違い!役職なのはどっち?
記事公開日:2017年8月30日
Sponsored Link
会社や学校の運営や管理などで、
主管
という言葉を聞くことがありますよね。
実は同じ読みで、
主幹
と書く場合もあります。
どちらも「しゅかん」と読みますが、この2つ。
いったいどのような意味の違いがあるのでしょうか。
何か、ことばの使い分けなどが存在するのでしょうか。
役職をあらわす際にはいったいどちらを使えばいい?
と、いうことで!
今回は「主管」と「主幹」の違いについてまとめました。
主管の意味
まずは、「主管」の意味からみていきましょう。
辞書で調べてみると、
- 主管の意味
1.
主導的な立場に立ってある仕事を管理すること。
2.
責任を負って管理・管轄すること。また、そういった行いをする人を指す。
とあります。
こちらの場合は、ある仕事を中心的に進めていく人物、先頭に立って引っ張っていく人物を指しています。
大きな組織や団体などに対して使われることが多く、
主管官庁
など公的な機関でも使われていいて、
大きな集まりを管理・管轄するという意味合いを含んでいます。
ちなみに大きな組織・団体というとビジネスのイメージが強くなりますが、別段、ビジネスシーンのみに使われる言葉ではありません。
学校やサークル内、娯楽イベントであっても「○○サークル主管イベント」などの使い方もされたりします。
Sponsored Link
主幹の意味
では、次に「主幹」の意味をみていきましょう。
主幹の意味を辞書で調べてみると、
- 主幹の意味
1.
複数の幹を持つ樹形の中で中心的な位置を占める幹のこと
2.
ある仕事を中心となって行いまとめていく人。物事の中心となる人の役職。主任。主監。
という、主に二つの意味があります。
「主管」との違いは「2」の意味の方ですね。
「主幹」は物事の中心となって仕事をまとめていく人物を意味します。
団体や組織よりも「人物」という部分に重きを置いているので「営業主幹」や「研究主幹」など、その人の役職をあらわす言葉としても使われています。
Sponsored Link
違いは?
ではここで、主管と主幹の違いについてみていきましょう。
「主管」も「主幹」も物事の中心となって仕事をまとめる人物、という意味では一緒ですよね。
具体的にはどのような違いがあるのでしょうか。
・・・・・・・
「主管」は大きな組織や団体の管理・管轄を行うという意味合いが強いのに対して、
「主幹」は物事の中心となる人物・役職という意味合いが強いという特徴があります。
なので、違いとしては以下のようになります。
主管と主幹の違い
主管 → ある仕事を責任を負って管理・管轄すること。またその人のこと。
主幹 → ある仕事をまとめ、中心になる人物のこと。またその役職。
主管 → ある仕事を責任を負って管理・管轄すること。またその人のこと。
主幹 → ある仕事をまとめ、中心になる人物のこと。またその役職。
「主管」というのは管理・管轄という「行い」のことであり、また管理・管轄を「行う人」をあらわしています。
そして「主幹」はそれを行う「人物」「役職」に重きを置いています。
うーむ。
これは、ちょっと分かりづらいですよね~。
でも、管理・管轄という行いが中心なのか、それとも人物・役職が中心なのか、を考えると使い分けが容易になりますね。
(´▽`v)
Sponsored Link
まとめ
今回は「主管」と「主幹」の違いについて紹介しました。
意味を調べるとよく似てますよね。
実際に「主管」と「主幹」はどちらも、
役職名としても、使われています。
ちょっと使い分けに迷ってしまいそうですね・・・。
(^^;
ことばの違いとしては、
「行い」をあらわしているのか(主管)、
「人物」をあらわしているのか(主幹)、
をポイントに考えると簡単に使い分けることができます。
というのが私の主観です!
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
Sponsored Link
この記事が参考になった!」場合はこちらのボタンでポチッと応援お願いします!
最近のコメント