初盆と新盆の違い!呼び方が違うだけ?それとも…
記事公開日:2017年1月18日
Sponsored Link
お盆の季節になると
「そろそろ初盆だね」とか
「今年は新盆になるね」なんて。
そんな会話をしたりしますよね。
この、初盆と新盆。
いったいなにが違うのでしょうか。
同じものだけど呼び名が違うのでしょうか。
それとも明確な違いがあるのでしょうか。
またテレビやインターネットのメディアなどは
どうやって使い分けているのでしょうか。
どちらが正式などあったりするのでしょうか。
と、いうことで!
今回は初盆と新盆の違いについて紹介していきましょう。
初盆とは
初盆を調べてみると
- 初盆の意味
「死んだ人の初めての盂蘭盆(うらぼん)。
新盆(にいぼん)。初盆(ういぼん)」。
とあります。
では、初盆の意味の中にもある「新盆」の方はどうでしょうか。
新盆とは
新盆の方も調べてみましょう。
- 新盆の意味
その人が死んで最初の盆。
初盆。
新盆(あらぼん)。新盆(しんぼん)。
とあります。
どちらも人が亡くなってその年初めてのお盆のことをそう呼ぶようですね。
どうも違いがないので同じ意味の言葉のようですが、
ではどうして別の言い方をするのでしょうか。
Sponsored Link
初盆と新盆の違い
初盆も新盆も「その人が亡くなって最初の盆」をあらわしています。
お盆というのは8月15日を中心とした夏の時期のことなので、その辺りをあらわすのでしょう。
ではなぜ初盆・新盆という別の言い方をしているのかというと、地域によって呼び名が違うからなのです。
基本的に関東は新盆と呼ぶことが多く、
関西は初盆と呼ぶことが多いようです。
ただし、西と東といった大雑把な分かれ方ではなく、実は地域や市などによってもとても細かく呼び分けられているようです。
東京では新盆と呼んでいましたが、
関東の中でも千葉や神奈川では
新盆(しんぼん)
と呼んでいる方も多いようです。
さらには、茨木だと
入盆(にゅうぼん)
新盆(あらぼん)
と呼ぶ方もいるようです。
そして関西方面、四国、九州などは
初盆(ういぼん)
と呼ぶ地域が多いようですね。
いろいろでてきましたね~。
しかし、こんなにいろいろな呼び方があったら混乱してしまいますよね。
(^ー^;
それに「新盆(にいぼん)、新盆(あらぼん)、新盆(しんぼん)」なんて漢字が同じでも読み方が違うのですから、分かりづらいです。
そのためメディアや放送関連ではでは、
「初盆(はつぼん)・新盆(にいぼん)」
と呼ぶことが多く、
「新盆(しんぼん)・新盆(あらぼん)・入盆(にゅうぼん)」
などはあまり使わないようですね。
ちなみに初盆・新盆というのは、人が亡くなり49日法要が終わってから次に迎える最初のお盆のこと。
なので、お盆の時期に亡くなってしまって、まだ49日経っていなかった場合には次の年のお盆が初盆・新盆となります。
Sponsored Link
まとめ
今回は初盆と新盆の違いについて紹介しました。
初盆も新盆も
「人が亡くなって初めての盆」
のことを指していて、意味合いは同じ言葉なのですが、地域によって呼び方が分かれているようです。
出身地域の違う人たちが初盆・新盆をどんな風に呼んでいるのか、聞いてみると、新しい発見がまたあるかもしれませんね。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
Sponsored Link
この記事が参考になった!」場合はこちらのボタンでポチッと応援お願いします!
最近のコメント