適用と適応の意味は?使い分けはこれでバッチリ!

記事公開日:2014年2月25日
最終更新日:2015年12月30日

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適用と適応の違いって何だろう?



疑問に思ったことありませんか(^^?

仕事の書類などに書こうとした時、
もし、間違えたてたら、ちょっと恥ずかしいですよね
(〃∀〃)ゞ

唐突ですがクイズです!

適用適応、どっちが入るでしょうか!?

  • 医療保険の○○

  • 割引の○○

  • 規則に○○する

  • 新生活に○○する



  • 全部わかった人は、続きは読まなくてOKです(^^ゞ

    ちょっと引っかけも含んでるんですケドね。

    フフフ・・・・

    ん?ちょっとあやふやかも・・

    と、いう人は!

    この機会に適用と適応の使い分け方法
    バッチリ、マスターしちゃいましょう!

    では、さっそくいってみましょう!

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    適用の意味は?


    まずは、適用の意味から見てみましょう!

    weblioさんから情報を拝借しました。

    適用の意味

    てきよう(名)スル

    法律・規則・原理などをあてはめて用いること。


    要は、すでにある条件に当てはめることですね(^^

    ニュアンスとしては、

    これ、OKかなぁ?

    条件に合ってるので適用できますよ!

    という感じです。

    例文としては

    適用の例文

  • 法律を適用

  • 規定を適用

  • 厚生年金の適用


  • のように、決まった規則ルールがもとからあって、
    それに合致した条件に当てはまる場合

    適用

    を使います。

    たとえば、

    法律を適応

    としてしまうと、法律という生き物が、
    かたちを変えて順応したような、

    いかにも変な日本語になってしまいます(^^;

    なので、この場合は、「法律を適用する」が正解ですね(^-^)h

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    適応の意味は?


    次に適応の意味を見てみましょう!

    こちらはgoo辞書さんから拝借。
    これが一番わかりやすかったので(^^ゞ

    適応の意味

    1.その場の状態・条件などによくあてはまること。「事態に―した処置」「能力に―した教育」

    2.生物が環境に応じて形態や生理的な性質、習性などを長年月の間に適するように変化させる現象。

    3.人間が、外部の環境に適するように行動や意識を変えていくこと。「―障害」「過剰―」

    23は、はっきり違いがわかりますが、
    1がちょっと適用と似ていますね。

    これがあるから、みんなちょっと
    混同しちゃうんですね~(^^;

    でも、大丈夫ですよ!

    整理していきましょう!

    先ほど説明した適用を使う時の条件として、

    法律・規則・原理

    というのがありました。

    すでに出来上がっているルールに対して
    合致しているかをジャッジするのが適用です。

    つまり、自分よりもルールの方が主人公なのです。

    対して、適応は、自らが状況や環境に対して、
    変化して合わせているのです。

    適応の場合は能動的なんですね(^^ゞ

    例文を上げてみましょう。

    適応の例文

    変化に適応する
    環境適応能力
    時代に適応する

    とうですか?

    いずれの使い方も、自分が変化して、環境や状況に
    合わせていってるのがわかりますね。

    上の1は2、3と比べて広い意味で使えるので、
    わかりにくいですよね。

    でも、根本を理解すれば、
    123も、同じような解釈になるのです!

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    医療現場では間違えやすい適用と適応


    以前、適用と適応の使い分けで、
    紛らわしい言い回しを見かけました。

    というのも、こないだレーシックのサイトを見ていたら、

    保険の適応になる

    と、なっていたんですよ。

    なんかちょっと使い方が違うような?・・・(^^;

    なぜなのでしょう~?



    適応が使われている理由


    医療現場では、しばしば、適用適応
    混同して使われたりします。

    なぜかというと、医療の分野においては

    適応症」という言葉があるからなんです。

    適応症は、薬や治療により効果が期待できる
    病気や症状の事を言います。

    なので、ここでいう適応症の適応は、

    患者の免疫機能が薬や治療に適応した。

    という意味で使われているワケです。

    それをお医者さんが

    あなたはこの薬の適応ですね

    という使い方をするので、
    ごっちゃになっちゃうことがあるんですね(^^;

    あくまで、

    適用は、ルールに当てはめること
    適応は、環境に順応すること

    です。

    だから、保険がきくという場合は、本来は、

    保険の適用

    が正しい使い方となるわけですね(^^

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    まとめ


    今回は、たまによく分からなくなる、
    間違えやすい似た言葉、

    適用と適応の違い

    について紹介しました。

    もう、みなさんはバッチリですね!(´▽`v)

    ついでに、最初のクイズの
    答え合わせもしておきましょう~。

    答え合わせ

  • 医療保険の適用

  • 割引の適用

  • 規則に適応する

  • 新生活に適応する


  • 繰り返しになっちゃいますが、
    表にもまとめておきますね!

    言葉 意味 主役
    適用 ルールに当てはめること 法律・規則・原理
    適応 環境に順応すること 人・生物

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    2 Responses to “適用と適応の意味は?使い分けはこれでバッチリ!”

    1. オオニシエミコ より:

      すごく参考になり、頭によく入りました!
      ありがとうございます!

      わかってるつもりで、曖昧に使い分けてたなと、振り返り恐ろしくなりました(笑い)

    2. 管理人 より:

      >オオニシエミコさん

      コメントありがとうございます。
      お役に立ったようで良かったです!

    オオニシエミコ へ返信する

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