“woman”と”female”の違い!使い分け方法は?どういう時にどっちが使われるの?
記事公開日:2017年7月15日
最終更新日:2020年1月20日
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パスポートを取得したことはありますか?
あなたがもし女性の方であれば、自分の性別の欄に
- ”F”
と書かれているはずです。
これを見て、
「おや?」
と思いませんか?
学校の英語の授業で、
男は”man”
女は”woman”
と習いました。
ですのでここでは、”F”ではなく”W”と
表記されるはずなのに、なぜなのでしょう。
そもそも”F”ってなんのことなのでしょうか。
・・・・・・
答えを先に述べると、Fは”female”の略で、
意味はもちろん「女」です。
どちらも訳すと「女」となる、
”woman”と”female”。
この2つってなぜ同じ「女」という意味なのに、
言い方が2つもあるのでしょうか。
実際に使うときにどのように使い分ければ良いのでしょうか。
と、いうことで!
今回は、似ているようでちょっと違う
”woman”と”female”の違いについて紹介します。
womanの意味
まずは、それぞれの意味からみていきましょう。
最初はwomanの意味から。
日英辞典を見てみると、そこには、
という意味が並んでいます。
英英辞典を見てみると、もっとわかりやすく書いています。
- ”An adult female person”
訳
成人した(あるいは大人の)女性。
つまり、「woman」は人間に対して使う単語です。
中学校の英語の授業で習った記憶がありますよね。
・・・・・・・
1990年に公開されたジュリア・ロバーツが主演する
”pretty woman”
という映画がありました。
見たことのある方も多いと思いますが、
ジュリア・ロバーツかわいいですよね。
無邪気でかわいいジュリア・ロバーツ演じる
ビビアンがだんだんと素敵な女性になっていく様子も素敵です。
また、ビビアンが内に秘めている素晴らしい内面の美しさを
開花させていく様子が良く描かれています。
題名通り、本当にプリティ・ウーマンって感じがしました。
感覚でいくとwomanはそんな感じです。
この映画をイメージするとwomanの意味が非常によくわかりますね。
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Femaleの意味
対してFemaleの方がどうでしょうか。
同じく日英辞典を見てみると、
- 女
- 女性
- 女性の
- (動物の)メス
- 雌性植物
- 雌株
という意味があります。
一見、”woman”と同じように感じますが、
よく見てみるとwomanには含まれていない意味がある事に気が付きます。
「(動物の)メス」や「雌株」
がそれです。
この語は、人間だけではなく、動物や植物といった
生物学的にメスや雌であるもの全てを含みます。
例えば、a cut female lion(可愛い雌ライオン)や、
a female flower(雌花)のように使います。
人間でも、動物でも。
あるいはパパイヤやキンモクセイのように。
雄と雌の区別のある植物もみな、
「子孫を生み出す」
能力を備えているものを差すのが
”female”
です。
かなり広い意味を持ち、より多くの場面で使う事のできる語であると言えます。
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Womanとfemaleの違い
Womanは「人間の女性」に対して用いる表現であり、
それに対してfemaleは「メス/雌」という人間以外の動物や植物にも使える。
という事が分かりました。
というよりも、female自体がもともと性の区別としての
「メス/雌」
であり、人間よりも動植物を表すイメージなのです。
ですので、人間の女性を差す場合はwomanの方がよく用いられます。
お手洗いなどもwomanの表記の方がメジャーですよね。
もちろんこれはfemaleが人間に対しては使えないという意味ではありません。
人間に対しても使えます。
ただ、人間を表す時は、womanの方が頻繁に使われるという事です。
しかし例外もあります。
人間の女性を表す場合でも、
と行った公的書類、または履歴書等の割と形式にこだわった書類では、
性別の欄にwomanではなくfemaleと書きます。
これは単に生物学上の性別を表しているだけです。
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まとめ
今回はwomanとfemaleの違いについて紹介しました。
どちらも女性を表す単語ですが、
含まれる意味やニュアンスは違ってきます。
一言で言うならば、
という事ですね。
ざっくり考えると、
femaleという大きな囲いの中にwomanという単語がある。
と考えればOKです。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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