二度あることは三度あると三度目の正直の違い!これって逆の意味?確率はどう違う?
記事公開日:2018年1月23日
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同じことが何度も続く場合や繰り返される場合に、
「二度あることは三度ある」
といいます。
しかし、
「三度目の正直」
という言い方もあります。
この二つはどう違うのでしょうか。
どちらも「三度」という回数が入っています。
この三という回数に何か意味があるのでしょうか。
これは逆の意味をあらわしているのでしょうか。
はたまた、この2つは確率的に見て、
どのような違いがあるのでしょうか。
と、いうことで!
今回は「二度あることは三度ある」と「三度目の正直」の違いについてまとめました。
それではさっそくみていきましょう!
二度あることは三度あるの意味
まずは意味からチェックしていきましょう~。
- 二度あることは三度あるの意味
同じようなことが二度続けて起こった場合、もう一度起こる可能性があるということ。
物事は繰り返し起こる傾向があるので失敗を重ねないようにという教訓の意味もある。
三度目の正直の意味
- 三度目の正直の意味
物事は一度目と二度目はあてにならないが、三度目なら成功の可能性が高いということ。
なんだか、3度めは同じ結果になるとか、
3度めなら違う結果になるとか、
「いったいどっちが本当なのよ!ヾ(`Д´*)ノ」
なんて思ってしまいますよね。
(^^;
さて、では次にこの2つの違いについてみていきましょう。
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2つの違いについて
二度あることは三度あるの場合は、
同じことが立て続けに起こった場合もう一度起こる可能性が高いということでした。
対して、三度目の正直というのは、
一度目と二度目は失敗するかもしれないが、三度目なら成功の可能性が高いということでした。
・・・・ということは、この2つは正反対になってしまうので矛盾しているように感じますよね。
ただ、この2つは意図していることが違います。
「二度あることは三度ある」は物事は同じ結果が繰り返さるということを言いたくて、
「三度目の正直」は諦めないでトライすべき、ということを言いたいのです。
二度あることは~の方はなんとなく消極的な印象ですよね。
(^^;
対して、三度目の正直は、
「今度こそうまくやってやる!」
という積極的な印象を受けます。
- 消極的 ←→ 積極的
意図からすると、この2つは逆のことを言っているともいえるかもしれませんね。
(^^ゞ
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確率はどう違う?
さて、2つの違いは分かりましたが、
次にもう少し理論的に考えてみましょう。
実際のところ、
「二度あることは三度ある」と
「三度目の正直」は、
どちらの方が確率が高いのでしょうか。
実際の出来事と見た場合、双方に確率の違いはあるのでしょうか。
確率を観測するベイズの定理に基づいたベイズ推定によって実際に
「二度あることは三度ある」と「三度目の正直」の確率を割り出した人がいます。
その人の計算結果によれば「二度あることは三度ある」の確率は約75%で、
「三度目の正直」の確率は約25%でした。
確率の違い
二度あることは三度ある:75% 三度目の正直:25%
実は、圧倒的に「二度あることは三度ある」の方が確率が高いのです。
もちろん、当然状況によって確率は変わります。
しかし、たとえば起業家の場合は、
一度成功している場合は次も成功する確率が高く、
失敗した場合は次に成功する確率は低いという調査結果があります。
成功した人が再び成功することはそこまで困難ではないですが、
失敗している人が次に成功を収めるのは容易ではないという言い方もできます。
言われてみると確かに、
「あ~、またか。」
ということはよくありますが、
「お、まさかの三度目で!」
ということは少ないイメージはありますよね。
( ̄△ ̄;
・・・・・・・
個人的には、
「三度目の正直!」
に懸けていきたいところではありますが、
現実はけっこう厳しいんですね・・・。
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まとめ
今回は「二度あることは三度ある」と「三度目の正直」の意味や違いについて紹介しました。
正反対の意味のことわざなので矛盾しているように思います。
しかし、この二つは異なる意図を表現していることばなので、
結果がとうなるかはまた別の話となります。
実際の確率については、残念ながら「二度あることは三度ある」の方が高いです。
しかし、まぐれやビギナーズラックが三度も続くことは珍しいですし、
簡単なゲームであれば三度目に勝つことも少なくありません。
どちらが確率が高いかというのもあくまで統計データによるもの。
なので大切なのは、
「同じ失敗を重ねてはならない」
「失敗をしても努力を重ねれば成功するので努力を惜しまない」
「失敗をしても努力を重ねれば成功するので努力を惜しまない」
といった心意気が大切なのではないかな、と思います。
「二度あることは三度ある」
と、諦めてしまったら可能性はゼロになりますし、
五度目の正直でも、六度目の正直でも、
トライし続ける限り可能性は無限大です。
どんなことに対しても、必勝の精神で臨みたものですね。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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