小計と合計の違い!総計や累計だとどうなる?
記事公開日:2018年6月17日
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買い物でレシートをもらうとすべての金額のところに「小計」と書いてあります。
それに消費税を加えたものが「合計」となっています。
買い物レシートなどであればわかりやすいのですが、
仕事で見積もりを作るときなど、
「どこまでを小計に入れたらいいの!?」
と、ちょっと迷ってしまうことってありませんか?
|・ω・)
例えば、エクセルで商品ごとにまとめる場合とか、
手数料が入ってくる場合などなど。
・・・・・・・
そもそも「小計」と「合計」はどういった違いがあるのでしょうか。
また、同じような意味で使う「総計」や「累計」という言葉もあり、
どのように使い分けたらよいのでしょうか。
と、いうことで!
今回は、「小計」と「合計」の違いについてまとめました。
「総計」や「累計」の違いなどについてもチェックしていきましょう。
計とは?
まずは、どちらの言葉にも入っている「計」という言葉の意味についてみてみましょう。
計の意味
- 数をかぞえる。物事を数えてはかる。
- 軽量のための装置。はかり。
このような意味となります。
また計という漢字には、
という意味があります。
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小計と合計の違い
それでは、さっそく小計と合計の違いについてみてみましょう。
小計は「一部分の合計」という意味。
そして合計は「あわせかぞえること。また、そのあわせた数量」。
少し分かりづらいですね。
(^^;
つまり、
合計を算出するために必要となる部分部分の計算の結果が小計であり、
その小計を合算したものが合計となります。
例えば、
その月の店の売り上げを算出したい場合、
日にちごとの売り上げ計算の結果が小計であり、
その小計を合わせた月の売り上げ結果が合計、
となります。
買い物のレシートの場合は買い物の合計額のところに「小計」と書いてあり、
その金額から消費税やクーポン割引などの計算をした結果が「合計」となります。
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総計と合計の違いは?
合計と同じような意味合いで総計という言葉を使うことがあります。
これらは、総計と合計ではどのように違うのでしょうか。
総計というのは、
すべてをひっくるめた計算のこと。また、その計算結果のこと
を意味します。
合計も小計を合算したものなのですべての計算結果といえますが、
総計と比較した場合は時系列や目的が関係してきます。
例えばある会社で日にちごとの売り上げを計算します。
そして、その結果を合わせて月売り上げを割り出します。
最終的に月売り上げを合わせて年間売り上げを出しているとします。
その場合は、
日ごとの売り上げ → 小計
月ごとの売り上げ → 合計
年間の売り上げ → 総計
月ごとの売り上げ → 合計
年間の売り上げ → 総計
となります。
すべてを合わせた最終的な計算結果のことを総計というので、
年間の売り上げをさらに合算する場合はそちらが総計になります。
累計の場合は?
最後に「累計」についてもみてみましょう。
累計というのは部分部分の合計結果を順番に合算していき、
その合計を出すことをいいます。
例えば店の売り上げを出したいときに、
1月の売り上げに2月の売り上げを足し、
その合計額に3月の売り上げを足し、
さらに4月の売り上げを足し、
・・・という計算方法や順番に足していった合計結果を累計といいます。
ひとつひとつ順番に足していくことで、それぞれの小計が分かりやすいという利点があります。
なので、店舗の売り上げ額を店員全員で共有する場合などに
累計結果を壁に貼ることがあります。
また、スポーツなどでスコアを足していく際にも、
「どの試合で何点獲得したか」
というのが分かりやすいので小計を読み上げて累計結果を出すことがあります。
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まとめ
今回は「小計」と「合計」の違いについて紹介しました。
小計というのは一部分の合計のこと。
そして、合計というのはその小計を足した結果です。
総計や累計など似た言葉が多いので混乱してしまいますが、
総計は小計、合計などのすべてをひっくるめた計算結果のこと。
累計というのは計算方法の一種。
このように考えると違いが明確にわかりますね。^^
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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