表記と標記の違いと使い分け!メール件名の「ひょうき」はどっちを使う?
記事公開日:2018年8月24日
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ビジネスメール等でメール件名に触れる際によく使われる「ひょうき」。
変換すると
の二つがありますよね。
手書きならあまり気にせず書いちゃうのに、
パソコンやスマートフォンで入力すると変換で出てきちゃうので
「どっち使うんだっけ?」
ってなりますよね。
些細なことかもしれないけれど、間違って使っていたら・・・
と思うと、心配になってきますよね。
と、いうことで!
今回は、「表記」と「標記」の意味をチェックしつつ、
どんな場面でどちらを使えばいいのかを確認していきましょう。
ついでに、何となく似た雰囲気を醸し出す
「表題」と「標題」の違いについても見ていっちゃいましょう!
表記の意味
まずは「表記」の意味をチェックしましょう。
- 表記の意味
- ものの表に書き記すこと。書き記したもの。
- 言葉を文字、記号で書き表すこと。
文字の通り、意味もそのまま「書き記して」いますね。
標記の意味
では「標記」の方はどうでしょう。
- 標記の意味
- 目印をつけること。また、その文字や符号。
- 標題として書きしるすこと。また、その事柄。
う~~~ん・・・
意味だけ見ると、「表記」と「標記」をどう使い分けるのか、
分かりにくいですね・・・
次の項目でまとめてみましょう。
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表記と標記の違いと使い分け
次は具体的な違いや使い分け方について見ていきます。
- 「表記」の例文
- お名前はひらがな表記でお願いします。
- 表記の住所に送ってください。
- 文章中に表記ゆれがある。
- 「標記」の例文
- (メールや会議などで)標記の件について、詳細をお知らせします。
- 標記の議題について、討論します。
- 今回の事案の詳細は、標記の通りです。
例文を見て、使い分け方がなんとなく見えてきたかと思います。
言葉でまとめると以下のように標記できるわけですね。
「表記」は、文字列を記号として認識する時に使い、
「標記」は、文字列を文章やテーマとして認識する時に使う。
なので、メール件名の「ひょうき」は「標記」となります。
ところで、
「標記」の意味のところで「標題」と言うものがありましたよね。
これも、変換すると「表題」という選択肢が出てきます。
この二つは、何がどう違うのか。
ついでなのでチェックしてしまいましょう!
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表題と標題の場合は?
さて、「表題」と「標題」の違いですが。。。
まずは
「標題」=「標記」
という認識で問題無いです。
何故なら、「標記」とはテーマや主題を表しているからです。
では「表題」とは何か?
- 表題の意味
- 本の表紙に書かれている本の名。
- 講義・演説などの題目。
- 演劇などの題目。
テーマや主題を示す点では、
「標題」≒「表題」
ということで良さそうですね。
ビジネスメールなどで、「ひょうだいの件」と書きたい場合は
「表題の件」でも「標題の件」でも問題ないです。
ただし、
「表題」の厳密な意味から考えると、
「表題」は大見出し
「標題」は小見出し
「標題」は小見出し
という使い分けがあります。
使いどころでは、しっかり使い分けが必要になってくる言葉なんですね~。
気を付けないと・・・!
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まとめ
今回は「表記」と「標記」の違いについて紹介しました。
今は会社によっては統一するようにしている所もあります。
一方で、毎日大量のメールを処理する人にとっては
「いちいち件名を確認しなくちゃいけなくて、面倒」
ということで、「標記(表題)の件について」という書き方を嫌う人もいます。
なるほど・・・(・0・。)
送る相手によって言葉を変えるのも
相手への心遣いですよね。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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