あやめと菖蒲(しょうぶ)とかきつばたの違い!見分け方は?
記事公開日:2014年6月10日
最終更新日:2015年12月30日
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あやめ、菖蒲(しょうぶ)、かきつばた。
この3つってどれも、なんだか見た目が似てますよね~。
いったいどこが違うのか、
気になったこと、ありませんか?
私のパソコンは、IMEを使っているのですが、
「あやめ」でも「しょうぶ」でも、変換すると「菖蒲」になります(^^;
うーむ、紛らわしすぎる。
今回は、この3つの花の違いや、見分け方について、
紹介していきますね!
あやめ、菖蒲(しょうぶ)、かきつばたの違い
あやめ、菖蒲(しょうぶ)、かきつばたの違いについて。
まず、分類なのですが、この3つは全て、
「あやめ」の仲間で、アヤメ科アヤメ属の多年草です。
アヤメ科は、スゴイ種類が豊富で、
世界で200種類以上あります。
あやめは、水はけのよい草原に自生していて、
紫色の花びらをつけます。
「菖蒲色(あやめいろ)」っていう色の種類があるくらいですからね(^^
んで、そのあやめを基本として、
園芸化を目的に改良されたのが、花菖蒲です。
なので、花菖蒲には、白、黄色、青など、
いろいろな色があるんですね~。
かきつばたも、花菖蒲ほどではないですが、
園芸品種として、品種改良されたものが多くあります。
この3つの違いについては、群生している場所で、
ある程度区別がつきます。
菖蒲園など、鑑賞用に植えられているのは、
ほとんどがしょうぶ。
野生のあやめ科の花の場合は、
草原に生えているのがあやめ。
かきつばたは、水気の多い湿原に生えています(^^
近くまで歩いて行くのが大変な時は、
かきつばたの可能性が高。
乾燥した所に群生していたら、
あやめの可能性が高いのです(^-^)h

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菖蒲の花菖蒲の違い
よく、「菖蒲(しょうぶ)」と言っていますが、
園芸用に植えられているのは、正確には、花菖蒲の事を指します。
なので、菖蒲湯とか、薬草として使われる菖蒲と、
キレイに咲いている花の菖蒲とは、まったくの別物なんですね~。
- はなしょうぶ:アヤメ科アヤメ属
しょうぶ:サトイモ科
ちなみに薬草などに使われる菖蒲の花はこんな感じです。

さきっちょに、ふわふわしてない、
ねこじゃらしみたいなのがついていますね。
はなしょうぶとは全然違いますね~。
なんでこのような混合が起こったかと言うと~
ややこしいことに、昔はこの薬草として使う
菖蒲を「あやめ」って呼んでいたんですよ(^^;
んで、現在の菖蒲(花菖蒲)を「はなあやめ」
って呼んでたんですね。
それを現在でも引きずってしまい、
混合される方が多いのです(*゚ー゚*)
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あやめの見分け方は?
では、次に、あやめとしょうぶとかきつばたの、
見分け方について紹介します。
この3つは、ズバリ、花の根元をみれば、
どれなのかの、区別がつきます(*゚ー゚*)ノ
あやめ科の見分け方
あやめ:花の根元が網目状
しょうぶ(花菖蒲):花の根元が黄色
かきつばた:花の根元が白
あやめ:花の根元が網目状
しょうぶ(花菖蒲):花の根元が黄色
かきつばた:花の根元が白
なんですよ~(^^
これだけ覚えておけば、みつけたアヤメ科の花が、
なんなのかが一発でわかりますね(´▽`v)
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まとめ
いかがでしたでしょうか~。
今回は、似ている花、
あやめと菖蒲(しょうぶ)とかきつばたの違い
について紹介しました。
- 草原に咲くのがあやめ
- 水辺に咲くのがかきつばた。
- 園芸化されたのがしょうぶ。
そして、それぞれを見分ける方法は、
花の根元をチェックすれば判別できます(^^
参考になりましたら幸いです。
ではまた
(*゚ー゚*)ノシ
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