値段と価格の違いと使い分け!金額や料金の場合は?

記事公開日:2020年6月16日

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お店や広告で値段のところに、

お値段据え置き!

とか、

割引価格

とか書かれているのをよく見ますよね。

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どちらも商品に対する金額を示しているのは分かりますが、使い分け違いってあるものなんでしょうか?

書いてる人は何か意識して書いているんでしょうか。
ちょっと気になりますよね。

今回は、金額を表す「値段」と「価格」の違いについて見てみましょう!
せっかくなので、「金額」や「料金」との違いや、英語での表現についてもまとめてみましょう。

まずは、それぞれの意味と一緒に英語での表現をチェックしてみましょう。
どれもわざわざ意味なんて調べない言葉ですが、なにか違いが見えてくるかもしれません。


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「値段」の意味と英語表現


まずは、「値段」からですね。

値段は英語では「price」です。
お得感のあるものに「big price」とかって言われて売りに出されていたりしますよね。

英語の表現に関しては、後々もう少し掘り下げるとして、意味も確認しておきましょう。

    「値段」の意味

  • 売買する物についている金額や値、価格のこと。
  • そのものの価値のこと。

もう「金額」って出ちゃってますね。(笑)
同じなのかな~。

ってことで、とりあえず「価格」の方も見てみましょう。

「価格」の意味と英語表現


次は「価格」について見てみましょう。

「価格」の英語表現は「cost」と「price」です。
「price」の他に、「cost」が追加されましたね。

後の項目でこの2つの単語の違いには少し触れますね。
先に意味も確認しておきましょう。

    「価格」の意味

    物の価値の貨幣による表示。

お!
表示」と出ましたね。
これは違いに近づいている気がしますね。

違いは後々まとめるとして、次は「金額」を見てみましょう。

「金額」の意味と英語表現


金額」なんて、お金の額のことじゃん、って感じですが、意味を見てみましょう。

    「金額」の意味

    金銭の額。

本当にそのまんまでしたね。
これは誰も調べないですよね。

因みに、英語だと「fare, charge, rate, fee」とたくさん出てきます。
ココも、あとでまとめて違いを紹介します。

さぁ、最後は「料金」ですね。

「料金」の意味と英語表現


お金シリーズ、最後の「料金」ですね。
これは、他の3種類とちょっと毛色が違う気がしますが、見てみましょう。

まずは、英語での表記は「amount, price」があります。
新たな単語が出てきましたね。

いったん置いておいて、先に意味を確認していきましょう。

    「料金」の意味

    物の利用・使用などに対して支払うお金のこと。
    特に、交通機関・タクシーなどでは運賃以外の費用を指す。

と、それぞれの意味はこんな感じでした。
さて、では違いについてまとめてみましょう。

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「値段」と「価格」の違い


それぞれの意味を確認したところで、ほぼ同じ意味だった「値段」と「価格」の違いについて見てみましょう。

突然ですが、ちょっと想像してみてください。
お店の人に物の金額を聞く時に、

これの値段いくら?

って、聞くことが多いですよね。
勿論、「価格」を使っても間違っていないのですが、どっちの表現を使う方が多いか、という点なんです。

「価格」は、広告や文章のような媒体が多いですよね。

つまり、

  • 「値段」は会話などで使う一般的な表現
  • 「価格」は紙面等で使うやや改まった表現

  • で使われる言葉なんです。

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    と言っても意味は同じですし、先ほども言った通り「どっちの表現を使う方が多いか」というコトなんです。

    なので、口頭で「価格」を使ったからといって、別に間違いになるわけじゃないですよ。

    では、次は「値段・価格」と「金額」、「料金」との違いを見てみましょう。

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    「値段・価格」と「料金」の違い


    「値段・価値」は売買するの貨幣表示のことですが、「料金」は多くの場合はサービスに対して使われます。

    類似する言葉で「手数料」とか「紹介料」とかがあります。
    他にも、「授業料」とかもありますよね。

    これは、サービスに対してかかる「料金」を表した言葉です。

    「電話の料金」と言われて、電話の端末代金よりは電話代を想像する人が多いのは「料金」がサービスに対して使われることを無意識に知っているからなんでしょうね。

    「値段・価格」と「金額」の違い


    「金額」は、「値段・価格」、さらには「料金」のすべての意味を含んでいる言葉です。

    つまり、「値段・価格」と「料金」には違いがありますが、「値段・価格≒金額」、「料金≒金額」ということになります。

    にもサービスにも使える言葉なので、お金を表す表現で悩んだ時は「金額」を使っておけば無難ですよ。

    英語表記の違いまとめ


    最期のまとめの前に、英語での表現についてまとめておきましょう。

    英語表現の違い

  • price:商品の値段や原価を意味する。
  • cost:かかった費用の総額を意味する。
  • fare:運賃、交通費。
  • charge:料金、手数料、使用料。
  • rate:対的な料金、変動的な料金。(例:税金)
  • fee:専門的なサービスに対する報酬。(例:弁護士報酬)
  • amount:莫大な金額。

  • 他にも細かく色々あるのですが、代表的なものを挙げてみました。
    これだけ色々な表現があるというコトは、どこの国でもお金のことって大事なんですねぇ。

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    まとめ


    今回はお金に関わる「値段」、「価格」、「料金」、「金額」の違いについて紹介しました。

    意味と違いを表にまとめておきましょう。

    意味
    違い
    英語表記
    値段 売買する物についている金額や値、価格のこと。 会話などで使う表現。 price
    価格 物の価値の貨幣による表示。 紙面等で使うやや改まった表現。 cost
    price
    料金 物の利用・使用などに対して支払うお金のこと。 サービスに対して使う表現。 fare
    charge
    rate
    fee
    金額 金銭の額。 値段、価格、料金と言った言葉を広く含んだ表現。 amount
    price

    悩んだら「金額」を使っておけば、大きな間違いになる事はないですよ。
    もちろん、ビジネスでも使えます。

    03

    意識して意味を考えることはあまりないお金に関する表現ですが、無意識のうちに意外と使い分けているなぁ、って思いますよね。

    今回は以上です。
    ご参考になりましたら幸いです。
    (*゚ー゚*)ノ

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