体制と態勢の意味の違い!英語で比較するとどうなる?
記事公開日:2013年11月25日
最終更新日:2016年9月13日
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体制と、態勢という言葉の明確な違い、ご存知ですか?
似ている言葉ですが、
実はちょっとニュアンスが違うのです。
今日は、この2つの単語の意味の違いを、
英語で使う場合の事例なども交えて紹介していきます。
それでは、さっそくみていきましょう。
日本語の体制と態勢の違いは?
「体制」の意味
「体制」は一時的ではない、一度構築したら
しばらく続けることのできる組織・制度を指します。
体制を使う四字熟語を見てみましょう。
国、社会など、仕組みを作って適用したら
しばらく保たれる内容の時に使われます。
「態勢」の意味
「態勢」は、「体制」に比べて、
もう少し短い期間での対応を指します。
態勢を使う四字熟語などを見てみましょう。
臨時、警戒、など、何か起きたことに対して
身構えたり、準備したりする内容に使われます。
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体制と態勢を英語で言うと?
では、次は体制と態勢を英語でみてみましょう。
辞書で調べてみると・・・・
体制の英語は、”Body characteristics”
ちょっと、直訳過ぎる気もしますが・・。
characteristicsは、characterからくる、
「特徴」という意味ですね。
つまり、「体」の「特徴」。
「体制」が、体の構造やそのものが持つ作りについて、
言及しているのがわかります。
次に態勢。
これは、”Preparations“となっていますね。
Preparationsは、準備、支度の他に、
心構え、覚悟という意味になります。
つまり、何かが起こる、来ることに対応して、
対策を立て、準備や、支度をする、というニュアンスを
うかがい知ることができますね。
次に、いくつか、「体制」と「態勢」を
英語で表現すると、どうなるかを見てみましょう。
体制と態勢の英語の例文を紹介
24時間態勢で対応します
We can help you 24 hours
寝る態勢が整いました
I get ready to go to bed.
政治体制
a political system
体制を整える
structure the organization
24時間態勢で対応します
We can help you 24 hours
寝る態勢が整いました
I get ready to go to bed.
政治体制
a political system
体制を整える
structure the organization
このように、英語で文章を作るときは、
前後の文脈によって、使う単語は変化します。
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「pre」について
ここでは、少しおまけとして、
英単語の覚え方について紹介しましょう。
先ほど、Preparations(準備)という単語が
でてきました。
この単語の前についている「pre」とは
どのような意味でしょうか。
ほかの似たような単語を見てみましょう。
なんだか、意味に共通点がありますね。
そう、「pre」という意味自体に、
「あらかじめ」とか「前もって」という
意味が含まれているのです。
pre(前もって) + caution(注意する) = 用心する
pre(前もって) + send(送る) = プレゼントする
pre(前もって) + pare(果物の皮をむく) = 準備する
このように、英語は、単語1つ1つをpre(前もって) + send(送る) = プレゼントする
pre(前もって) + pare(果物の皮をむく) = 準備する
丸覚えするのではなく、語源の意味をつかんで
組み合わせると、とてもイメージしやすいですよ。
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まとめ
1つの単語を覚える時に、
「これは、何か別の単語と組み合わされてるのかな?」
などと、イメージを広げると、1つの単語で2つ、3つの
単語を一気に覚えることができて、お得です。
今日は、体制と態勢の意味と、その英語について紹介しました。
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