文章と文書の違いと!手紙を書く時の意味の使い分けとは?
記事公開日:2020年12月4日
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「スピーチの文章、考えておかないと・・・」
「会議用の文書、用意しておかないと!」
と、「文章」や「文書」って日々の生活の中で使うコト、ありますよね。
なんなら、口頭だと自分でもどっちを使っているか分からなくなることすら、ありませんか?(笑)
一見同じように見える、「文章」と「文書」。
なにか違いってあるんでしょうか?
今回は、「文章」と「文書」の意味や違い、使い分け方を中心に紹介していきましょう!
それでは早速、それぞれの意味から確認していってみましょう。
それぞれの意味
まずは意味からチェックしてみて、違いを探ってみましょう。
「文章」の意味
それでは、「文章」の意味を確認してみましょう。
「文章」の意味なんて、なかなか調べないですからねぇ。
どんな感じでしょうか。
- 「文章」の意味
幾つかの文を連ねて、まとまった思想を表現したもの。
特に、それを文字によって表現したもの。
言葉にするとこういった表現になるのね、という感じですが、次行ってみましょう。
「文書」の意味
「文章」よりも少し重そうな雰囲気の「文書」ですが、こちらの意味はどんな感じなんでしょうか。
- 「文書」の意味
文字によって、人の意思を書き記したもの。書きもの。もんじょ。
「人の意思を書き記したもの」って辺りに、
「一筆書いてもらいますよ!!」
みたいな雰囲気を感じますが、「文章」との違い、見えますか?
ちょっと分かりにくいですよね。
次の項目で違いについてまとめてみましょう。
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「文章」と「文書」の違い
それぞれの意味を見ても、なかなかに似通っていた「文章」と「文書」。
なかなか違いを見出すのが大変ですが、どんな違いがあるのか、ここでまとめてみましょう。
けっこう表現が難しいので、ちょっと例を挙げてみましょう。
ビジネス文書とは言うけれど、ビジネス文章は言わないですよね。
文章力とは言うけれど文書力は使わないですよね。
他にも、「文書管理」や「文書偽造」は使うけれど、「文書」と「文章」を置き換えては使わないですよね。
ここから見えてくるのは、「文書」には「書類」のような意味合いがある、ということです。
つまり、「文書」とは文が書かれた「媒体」というコトになります。
紙や電子ファイルがそれに相当します。
一方、「文章」にはそのような意味は含まれておらず、文の「集合体」というニュアンスです。
じゃぁ小説や手紙の場合はどう使い分けるのか?
簡単に使い分けに関して触れて終わりにしましょう。
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手紙などの「文章」と「文書」の使い分け方
それでは、最後に使い分けに関して見てみましょう。
「文章」は文の集合体、「文書」は簡単に言えば「書類」という違いがあるとしましたが、手紙や小説はどうなるでしょうか?
手紙は文の「集合体」、つまり「文章」であると同時に「紙」や「メール」という媒体に書かれているという意味では書類、「文書」と言えるのでは?
と、なりますよね。
ちょっとややこしいですよね。
でも、手紙は「文書」と言えます。
「文章」が何らかの「媒体」に乗っかった時点で「文書」です。
個人的には、プライベートなものは「文書」というのは冷たい感じがするので違うと思っていますが、仕事で使う手紙のことは「ビジネス文書」って言いますもんね。
じゃぁ、小説も「文書」なのか?
何となく違う気がしてきますよね。
小説は「文章」に相当します。
他にも「文章」として使うものと、「文書」として使うものを分けて紹介しておきましょう。
- 「文章」として使うもの:小説、論文、随筆、詩、歌
- 「文書」として使うもの:報告書、レポート、説明書、手紙
なんか、本当に微妙な違いですよね。
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まとめ
今回は「文章」と「文書」の違いについて見てみました。
微妙な差ではありましたが、もう一度まとめておきましょう。
- 「文章」と「文書」の違い
- 文章:文の「集合体」のこと。
- 例:小説、論文、随筆、詩、歌など
- 文書:文が書かれた「媒体」、「書類」のこと。
- 例:報告書、レポート、説明書、手紙
「手紙」が「書類」に相当するのかは賛否両論かな、とは思いますが、「ビジネス文書」的な使い方だと思ってもらえれば良いかと思います。
個人的には、「私的」な手紙なら「文章」、「公」の手紙なら「文書」と使い分けていますが、これは本当に個人的なニュアンスの問題だと感じています。
それくらい、「文章」と「文書」の違いって微妙なんですよね。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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