「ゆっくり」と「のんびり」の違い!漢字で書くことはできるの?

記事公開日:2020年11月19日

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今日はもう『ゆっくり実況』でも見ながらのんびり過ごそうかな。

とかって日、ありますよね。

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ゆっくり」も「のんびり」も、どちらもハードに活動せずに心穏やかに過ごす雰囲気がありますが具体的に違いを説明するのって難しいですよね。

な の で !

今回は、「ゆっくり」と「のんびり」の違いについて見て行ってみましょう。
違いの他にも、漢字で書けるのかも気になりますよね。

ついでに、「まったり」との違いもちょっと見てみましょう。(*´ω`)

それでは、早速意味からチェックしていきますよ!


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それぞれの意味


ではでは、まずはそれぞれの意味を確認して違いを探ってみましょう!

「ゆっくり」の意味


まずは、「ゆっくり」の意味から見てみましょう。
なんか緩慢なイメージですが、どんな意味があるのでしょうか?

    「ゆっくり」の意味

  • 動作を急がず、時間をかけて行うさま。
  • ゆとりが十分にあるさま。たっぷり。

なんとなく、余裕がある感じでしょうかね。

次は「のんびり」の意味を見てみましょう。

「のんびり」の意味


こちらも、日向ぼっこでもしてそうなイメージの言葉ですが、「のんびり」の意味はどんな感じでしょうか。

    「のんびり」の意味

  • 緊張がほぐれて、心身が楽であるさま。
  • のどかで、焦らないさま。

なるほど!

心身が楽、のどか。

いいですねぇ。

ついでに「まったり」の意味もここで見ておきましょう。

「まったり」の意味


こちらものどかな雰囲気のある「まったり」という言葉。
顔文字変換すれば、こう→(*´ω`)。

意味をチェックしてみましょう。

    「まったり」の意味

    味わいに、まろやかさ・こく・深みなどがある感じ。

あら!
こちらは「味覚」を表現する意味ですね。

でも、どうでしょうか?
「味覚」の表現として使っていますか?

ある一定以下の年齢層は「のんびり」的な意味で使ってると思うんですよね。

この辺を、次の項目でも軽く説明しましょう。

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「ゆっくり」と「のんびり」の違い


それぞれの意味を見てみましたが、違いは見えてきたでしょうか。
結構意味が似ていますよね。

「ゆっくり」の「動作を急がず」と、「のんびり」の「あせらないさま」とか似ています。

でも、ちゃんと違いもありますよ!

「ゆっくり」は「時間をかけておこなうさま」であり、「のんびり」は「のどか、緊張がほぐれて心身が楽なさま」ですよね。

つまり、「ゆっくり」というのは「時間」の概念に対して使う言葉で、「のんびり」は「雰囲気、心情」的なものに対して使うもの、ということになります。

なので、例えば、

ゆっくり、のんびり過ごそう。

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という表現の時は、「ゆとりをもって、心身を楽にして過ごす」という感じですよね。

因みに、意味の項目で紹介した「まったり」に関しては、1990年代後半から「のんびり」と同じ意味合いで使われるようになった「若者言葉」なんです。

その時代に若者だった人たちは今や若者ではないので、「若者言葉」が定着した例ですね。

さてさて、違いが見えてきたところで、それぞれ漢字で書くとどうなるのでしょうか?
次の項目で確認してみましょう!

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漢字で書くことはできる?


「ゆっくり」と「のんびり」の違いが見えたところで、漢字で書けるのかチェックしていきましょう。

なんだか漢字のイメージが想像しにくい言葉ですが、青空文庫なんかにあるような昔の小説等で時々見かけます。

まずは「ゆっくり」の漢字から見てみましょう。

    「ゆっくり」の漢字

  • 悠然
  • 寛悠

いずれもルビが無ければ読めそうにないですが、こんな漢字で表現されています。

次は「のんびり」の漢字を見てみましょう。

    「のんびり」の漢字

  • 悠暢
  • 悠長
  • 悠閑

こちらの漢字も、ルビが無ければ「ゆうちょう」とか「ゆうかん」と読んでしまいそうですよね。

そういう言葉があるだけに、「のんびり」と読んでほしいならルビ必須ですね。

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まとめ


今回は、「ゆっくり」と「のんびり」の違いについて見てみました。

どちらも、「動作を急がない」、「あせらない」といった似通った様子を表現する言葉でしたが、違いはちゃんとありましたよね。

    「ゆっくり」と「のんびり」の違い

  • ゆっくり:「時間」の概念に対して使う言葉。

  • のんびり:「雰囲気、心情」的なものに対して使う言葉。

良く似た言葉で、「まったり」にも少し触れましたが、こちらはもともとは味覚を表現する言葉だったものが若者言葉として「のんびり」的な表現となって定着したものでしたね。

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漢字での表現は、ちょっとそのままでは読めないものの、古い小説などで使われているものでした。

    「ゆっくり」「のんびり」の漢字

  • ゆっくり:悠然、緩、寛悠

  • のんびり:悠暢、悠長、悠閑

今回、「ゆっくり」と「のんびり」に違いがあるのかちょっと不安でしたが、意外とちゃんとした違いがありましたね。

ゆっくり、のんびり過ごす。

みたいな表現も、同じ意味が二重になりつつ、時間的なものと心情的なものを表していて・・・
こうしてみると深い!そして優しい表現!

まさに忙しい現代人の心に寄り添う表現じゃないでしょうか!

今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ

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