CPM単位の意味とは?RPMとの違いは?
記事公開日:2014年12月16日
最終更新日:2016年3月2日
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インターネット広告に携わっていると、
CPM
という言葉がよく出てきます。
「高い方がいいんだろうな~」
とは思いつつも、正確に理解している人は、
割と少なかったりするのではないでしょうか(^^;
しかもたまに
RPM
と書いてあることもあります。
「なんでこんなに3文字が多いねん!」( ゚´Д`゜)
と、わけワカメになる人もいるかと思います(´ー`A;)
そこで今回は、
この2点についてまとめておきます。
それではお茶でも飲みながらどうぞ~|・ω・)_旦
CPM単位の意味とは?
CPMとは、広告掲載料金の単位の一つで
” Cost Per Mille“の頭文字をとったものです。
Milleは「1000」ということを意味します。
つまり!
1000回表示あたりおいくらなのか。
ということを指しているのです(^-^)h
で、ここで注意が必要なんですけど、
CPMっていうのは1000ページビューあたりのコスト。
ってことなんですね。
対、インプレッションではないことに注目です。
わかりやすく、たとえば大手ウェブサイトなどで、
販売されている広告バナーをみてみましょう。
たとえば、期間保証の広告枠で、
というバナー広告があったとしましょう。
この時の、このバナーのCPMはというと・・・
- 10万円 ÷ 100万PV = 1PVあたり0.1円
0.1円 × 1000 = CPM:100円
この場合は、1000回表示ごとに100円なので、
CPMが100円となるわけです。
購入側と提供側でニュアンスが変わるCPM
今度は、広告を提供する側から見てみましょう。
たとえば、先ほどの広告を販売しているサイトで、
月間100万PVで、1ヶ月の広告料金が
10万円の広告枠を3枠販売している場合。
さて、この場合のこのサイトのCPMは
おいくらになるでしょーーかっ
チッ
チッ
チッ
ポーン!
答えは、CPM:300円ですね(^-^)h
サイトの月間PVは100万PVで変わりません。
でも、サイトのCPMは300円となるのです。
なぜなら、このサイトでは10万円の広告枠が3つあるので、
1PVあたり0.3円の収益が上がる計算になります。
1PVあたりというのがポイントですよ!
CPMは、あくまで1000回表示あたりのコストのみを言っているので、
立場が変われば、CPMの数値も変わってくるのです。
今回の例でいえば、
前者:広告枠購入における1枠の広告コスト
後者:サイトにおけるトータルの収益性
後者:サイトにおけるトータルの収益性
ということになりますね(^-^)h
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eCPM
たまに、CPMにeがくっついて、
eCPM
という表記になっていることがあります。
これって、”e”がつくと何が違うんでしょう。
先ほどのように、eCPMeを直訳すると”effective Cost Per Mill“となります。
頭文字に”effective”が追加されているわけですね。
effectiveというのは、「期待している効果のある」という意味です。
ともともCPMというのは、前述のとおり、
1000回表示あたりの単価を表す単位でした。
ネットの広告は最初のころ、
表示回数によって価格を設定していたんですね。
ところが後からクリック課金という、
1クリックあたり○○円
という方法が増えてきました。
そのほかにも、資料請求1件あたり2000円!など、
成果に応じて報酬を払うところも増えてきます。
そうすると、今までCPMで掲載していた広告主が、
成果がどれくらいなのかがすぐにわからない。
ということで登場したのがeCPM。
これは、クリック課金や、成果報酬でも、
効果が測定しやすいように、CPMに換算したものです。
たとえば、先ほどの10万円で販売している広告枠を
- クリック課金にしたら30円で3000クリックだった = eCPM:90円
報酬1件2000円の資料請求が150件も来た = eCPM:300円
というように、この場合だったら、
資料請求の広告を出した方が一番率が良かった!
というふうに、eCPMに換算することで、
収益性を判断する指標にすることができるわけです(^-^)h
どちらかというとeCPMは、
広告収益を得る側で使われることが多いですね。
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RPMの意味とは?
さてさて、CPMがマーケティング用語によく使われるのに対し、
RPMは、機械を使う時によく使われます。
マッスィーンですね。
RPMは回転など、ぐるぐる同じようにまわる現象が
1分間に繰り返される回数を示す単位なんです(^-^)h
全文訳をすると”rotation per minute“ですね。
むかしバイクに乗っていたので、なじみのある単語なのですが、
エンジンの回転数などもRPMで表示されてます。
この場合は、エンジンの中にあるピストンが、
1分間に何回動いているかを表しています。
たとえば、私はバンディットの250ccに乗っていたのですが、
4気筒なので、1ピストンは60ccくらいしかなく、
アクセルを回すと小さなピストンたちがものすごく頑張ります。
なので、ぶんぶん回すと、15,000回転/1分間とか、
メチャメチャ多い回転数になります。
対して、車なんかは2000~3000RPMで街中を
普通に走ることができますよね。
これは、シリンダーがでかいため、
ピストンがそんなに頑張らなくても、
1回の爆発でより多くのエネルギーを得られるためです。
たとえるなら、蟻が歩くときに、
地面に足がつく回数のようなものです。
すごいちょこまかと足が動いていますが、
進んでる距離は1分間でほんの少しです。
でも、象さんの場合は、動きはメッチャノロいですが、
1歩1歩の歩幅がすごい長いですよね。
蟻さんが何百、何千と足を動かして10メートルを進むところ、
象さんは1分間に30歩程度でも30メートルほど進むことができます。
しかも象さんの方が動きはノロいのに、スピードが早い。
回転数が多い(RPMの数値が高い)からと言って、
馬力がある、スピードが速いとは限らないワケです。
CPMのほうが後から出てきた単語なので、
広告業界でもRPMという単語が使われたりします。
ただ、上記の通り、基本的な意味は同じです。
1000回あたりの回転数(コスト)ですね。
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まとめ
今回は、インターネット広告でよく使われるCPMの意味と、
CPMとRPMの概念の違いについて紹介しました。
まとめますよ~
今回は以上です。
参考になりましたら幸いです(*゚ー゚*)ノ
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