NPOと株式会社の違い!後で移行はできるの?

記事公開日:2015年4月28日
最終更新日:2016年3月2日

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よく、NPO法人ってありますよね。

あれって、株式会社とはいったい何が違うのでしょう~。

どんな時にNPO法人を設立したほうが良いのでしょうか。
後で株式会社に変更したりすることはできるのでしょうか。

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NPO法人と呼ばれてますけど、会社組織と同じような法人として
登記している団体なのか複雑でよくわかりにくい一面がありますよね。

一般的な株式会社とはどんな違いがあるのか。

今回はこのNPOと株式会社の違いについて調べてみました。


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大きな違いは事業目的


NPO法人と株式会社の違いとして、
もっとも大きなことは事業目的にあります。

株式会社は営利を目的として事業を行っていきます。

株式会社の場合は事業によって得られた利益を
株主に配当することができます。

一方のNPO法人は公益を目的とした事業を行うのが目的なので、
非営利目的として設立される法人となります。

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ただ、NPO法人だからといって全く収益を
上げることができないわけではありません。

公益性のある事業を行いながら、
運営費用などに充てることができます。

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NPOと株式会社の比較表


では、実際にNPOを設立しようとした場合、
株式会社とは費用的にどのように違ってくるのでしょう。

NPO法人と株式会社の違いは、
設立時に必要な手続きや費用もあります。

こちらで比較表にまとめてみました。

株式会社の場合 NPO法人の場合
資本金 1円以上 0円
定款認証手数料 50,000円 0円
定款印紙代 40,000円 0円
登録免許税 150,000円 0円
最低必要人数 1人 理事3人、監事1人、社員10人
課税 事業全体 収益のある事業は課税対象
設立までにかかる期間 約1カ月程度 4ヶ月~6ヵ月

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上記のように、株式会社を設立するのはお金がかかるのに対し、
NPO法人は費用をかけずに事業を立ち上げることができます。

ただし、NPO法人の場合は、認証の許可を得るのが大変で、
膨大な量の資料作成が必要な上、設立にも時間がかかるのが特徴です。

NPOを作る時に必要なことをまとめた
動画がありましたのでご紹介しますね(^^



後で移行はできるの?


NPO法人を設立した後に営利目的の事業を行うことが中心となったり、
事業の拡大などを考えて株式会社に移行することができるのか?

という疑問を持つ人もいるかもですが、それはできません

NPO法人から公益社団法人に変更することはできるのですが、
株式会社をはじめとする企業団体への移行はできませんので、
NPO法人を解散してから新たに設立することになります。

公益性の高い事業を行う法人として認められているNPO法人は、
税制や様々な規制の面で優遇されていることがあります。

その団体を簡単に営利目的の企業へ変更することは
公平性を欠くと考えられるようです。

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まとめ


今回は、NPO法人と株式会社の違いについて紹介しました。
大きな違いとしては、事業目的の違いでした。

後々株式を公開して資金を集めたり、
「利益」を目的にする場合は株式会社。

お金を儲けるためではなくて、

  • 地域の経済を活性化されるための事業を行いたい!

  • この地域のこの問題を自分の手で解決したい!


  • など、社会貢献の為に「ミッション」を遂行したい場合は、
    税金を安くしたり、社会的信用が得やすいNPO法人の設立が良いのです。

    熱い思いがなく、ただ単に儲けたいって場合は、
    最初からわざわざ設立するのが大変な、
    NPO法人を選ぶ必要はなってことですね(^^;

    今回は以上です。

    ご参考になりましたら幸いです。

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