利くの意味は?効くとの違いは?使い分けの例文も紹介!「ダシがきく」はどっちを使う?

記事公開日:2015年8月22日
最終更新日:2015年12月30日

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料理などで、味に深みがある時など、

「ダシがキいてるね!」

なんていったりしますが、この時の「キく」は、

  • 効く

  • 利く


  • どっちを使えばよいのか、パッとイメージは沸きますか?(^^

    null

    料理のダシ以外にも、

  • メリハリが・・・・効く利く

  • 冷房が・・・効く利く

  • ブレーキが・・・効く利く


  • など、ふとした時に、

    あれ?どっちだっけ?

    となってしまいますよね(^^;


    文字で書く場合など、間違えているとちょっとハズカシイカモっ(//▽//)

    と、いうことで!

    今回は、

    「利く」と「効く」の意味や使い方の違い


    について、バッチリマスターしちゃいましょう~(´▽`v)

    まずは、それぞれの意味からチェックですっ

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    利くの意味


    まずは、辞書的な利くの意味をチェックしてみましょう~。

      利くの意味

      1.

      本来の機能を十分に発揮する。機敏に、また、さかんに活動する。

      2.

      それをすることが可能である。できる。

      3.

      間に入って、うまくいくように世話をしてやる。まとまるように話をつける。

      4.

      技能がすぐれている。腕が立つ。

    効くの意味


    一方で、「効く」の意味は以下の通りです。

      効くの意味

      1.

      効果や働きなどが現れる。

      2.

      期待どおりのよい結果が実現する。

      3.

      効き目がある。

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    利くと効くの違い


    2つの意味をチェックしたところで、次は違いについてみてみましょう(^^ゞ

    「利く」と「効く」は実際のところ、ネットや辞書で調べてみると、
    両方とも同じものとして意味が出くる場合もあるので分かりにくいですよね(^^;

    ただ、2つの漢字がある以上、やはりそこには違いがあります。

    ・・・・・・・

    上記の赤文字の部分で紹介されているように、
    2つの意味を分かりやすくまとめると、

      利く:機能を発揮すること。役に立つこと。

      熟語例:「便利」「利用」「利益」など

      効く:結果がでること。ききめがあること。

      熟語例:「効果」「効能」「効率」など

    といった違いがあります。

    利く」については、機能的なことを表現する時に使うのに対し、
    効く」の場合は、何かしらの結果が伴う場合に使われる場合が多いですね(^^

    たとえば、「効く」を使った熟語に「無効」という熟語がありますが、
    「利く」の場合は、これにあたる単語は見当たりません。

    というのも、「利く」の場合は、機能的なことを表現する時に使うので、
    効果、効能、結果は関係ないからと思われます(^^ゞ

    この辺を踏まえたうえで、それぞれの使い分け方法をチェックしてみましょう~

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    利くと効くの使い分け方法と例文


    それぞれの意味はどんな違いなのか。

    より感覚的にイメージするのは、例文を見ることで、
    分かり易くできるのではないでしょうか~。

      「利く」の例文

    • 鼻が利く

    • 応用が利く

    • 口を利く

    • 無理が利く


    など、うまくいく場合や、本来の機能を発揮している場合、
    それをすることが可能な場合などに使われていることが分かると思います。

      「効く」の例文

    • 頭痛薬が効く

    • 宣伝が効く

    • 根回しが効く

    • パンチが効く


    など、効果がある場合効き目がある場合に使われていることが分かります。

    前者の「機能的」なことよりも、「どうだったか」という、
    結果について言及する時に「効く」が使われます。

    「ダシがきく」はどっちを使う?


    ただし、モノによっては意味が近しく曖昧で、
    判断がむずかしい場合があります(^^;

    たとえば、冒頭の「ダシがキく」については、

    ダシが利く ⇒ ダシという味の深みを出すという機能が働いている
    ダシが効く ⇒ 味見をしたら料理にダシを入れた効果を発揮できた

    という、意味的にはどちらでも通用してしまうんですね~ヾ(;´▽`A“


    個人的には、

    「ダシが利く」

    の方がニュアンス的にしっくりくるかな~、と感じます。


    ダシが効く

    だと、「風邪薬が効いた!」のような「効果があった!」
    というイメージなので、ちょっと違うかな~、と。

    それよりも、「ダシの機能を発揮してじわじわいい味だしてるね~」

    という「利く」の方がしっくりきます(^^v


    ただ、実はこのへん、みなさん悩まれるようでして、

    迷った場合は「ひらがな」で書くようにしているようです。


    う~ん。私などは割とこだわってしまいますが・・・・

    迷ったら、それもアリですね(^^ゞ

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    まとめ


    今回は「利く」と「効く」の違いについて紹介しました。

    いやぁ、意味の似ている日本語つ使い分けは難しいですね~ヾ(;´▽`A“

    カンタンなまとめとしては、

    利く:機能的に作用する時に使う
    効く:ききめについて表現する時につかう

    判断がつかなかったら・・・・ひらがなでかくべし!


    ということでしたっ(^^ゞ

    ちょっとアンケートを取りたいので、もしお暇でしたら、
    この記事の一番下にあるコメント欄に書き込んでみてくださいね♪

  • 「効く」「利く」のどちらを使うべき?

  • そっちを選んだ理由


  • についてお願いします。

    ちなみに、回答はありません(笑)

    ではでは~(*゚ー゚*)ノシ



      おまけアンケート

      質問.1

      「わさびが効く」「わさびが利く」どっちを使う?

      質問.2

      仕事後にビールを飲んで一言「キクー!」
      さて、「利く」「効く」どっち?

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    One Response to “利くの意味は?効くとの違いは?使い分けの例文も紹介!「ダシがきく」はどっちを使う?”

    1. h より:

      漢字をまちがえるくらいなら,ひらがなでいいでしょ。
      もともとおなじやまとことばなんだから。漢字をつかいわけてなんのとくがあるのかな?

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