もち米とうるち米の違い!炊き方は?吸水率や水加減に要注意!

記事公開日:2015年9月18日
最終更新日:2015年12月30日

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普段何気なく食べているほっかほかの白いお米。

お米にもいろいろ種類がありますよね~。

もち米」「うるち米」「玄米」・・・・

後、どんな種類のお米がありましたっけ?


「オイオイ、一番メジャーな白米は?」

って思った方、挙手!(。・∀・)ノ

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フフフ。

白米はもう言いました~(・∀・)

えっ!?


そうなのです。つまり、

白米 = うるち米

なんです(^-^)h

    Wikiより引用

    デンプンの性質(糯粳性)により、粳性のものを粳種あるいは粳米(うるちまい、うるごめ、あるいは単に粳〈うるち、うる〉)、糯性のものを糯種あるいは糯米(もちまい、もちごめ)という。

    参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/米


ということで、以下「うるち米」と表記させていただきますね(^^ゞ


さてさて。
ここに出てきた「もち米」と「うるち米」

いったい何がどう違うのでしょうか?

もち米は「ぺったんぺったん」すると、お餅になりますよね。

でもうるち米をいくら「ぺったんぺったん」したところで、
ゼッタイにお餅にすることはできず、うさぎさんもがっかりです。

なんで?
どうして?

ということで今回は、

  • もち米とうるち米の性質の違い

  • 炊くときの注意点や吸水率の違い

  • 混ぜて炊くときの注意点


  • などについてまとめました。

    さっそくチェックしていきましょう~。

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    もち米とうるち米の違い


    お米は炭水化物!

    というのは有名な話ですよね。
    そしてその炭水化物の主体はデンプン質です。

    このデンプン質というものは、

  • アミロース

  • アミロペクチン


  • という成分から成り立っているので、
    お米の主成分はアミロースアミロペクチンと言っていいでしょう。


    「もち米」と「うるち米」を比較してみると、もち米は約100%のアミロペクチンで構成されていて、うるち米は約20%のアミロースと約80%のアミロペクチンで構成されています。

    わかりやすく表にしてみましょう~。

    アミロース含有量 アミロペクチン含有量 食感
    もち米 0% 100% 粘り気が多い
    うるち米 20% 80% 粘り気が少ない

    アミロースに比べ、アミロペクチンは粘り気が強い特性があります。
    なので結果として、もち米は粘り気、弾力の強いもちもちとした食感になるのです~。

    この性質を利用することで、お餅おこわなどにする時にもち米を使うことで断然おいしくしあがるのです♪

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    吸水率の違い!水加減はどれくらい変える?


    さて、今度は食べる時(炊くとき?)の具体的なお話です。

    もち米に多く含まれるアミロペクチンは水分を含んで膨張しやすい性質があります。
    そのため、うるち米に比べ、もち米は非常に吸水率が高いといえるでしょう。

    うるち米を炊く際は米をとぎ、規定の水分を加えて炊けばいいのですが、
    もち米の場合はちょっと注意が必要です。

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    もち米は吸収率が凄まじいので、炊く際の水分が足りず、お米が硬くなってしまうこともあります。

    それを避けるためにも、もち米を炊く際の水は規定の1.2倍
    なるべくたっぷりと入れてあげましょう~。

    もち米はうるち米の1.2倍の水分量で炊く


    もち米がうまく炊けない場合は?


    それでも上手くいかない!

    という場合。

    もう一つの手段として、は炊くのではなく、お鍋で蒸すという方法があります。

    蒸し器に入れて、蒸し足りない部分をしゃもじで返しながら火を通すとムラなく綺麗に蒸し上がります(^-^)h

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    混ぜることは可能?


    みんな大好きもち米♪

    アミロペクチンがたっぷりのもち米はもちもちとした食感が最高ですよね(´▽`v)
    んもう、毎日のご飯にもち米が入っていても良いくらい!

    ですが、もち米とうるち米って混ぜても大丈夫なのでしょうか





    結論から言いますと、もちろんOK(*゚ー゚*)ノ
    もち米なだけに。

    実は、もち米とうるち米を混ぜて炊いたおこわや炊き込みご飯なども多く存在します。
    それぞれの違った食感が楽しめるとけっこう人気のようですよ(^^


    もち米とうるち米を混合させた、

    たがね餅

    というお餅も日本には昔からあります。

    もち米の柔らかい食感の中に、粒だったうるち米が混ざっていて、
    お米の味がダイレクトに味わえるお餅なのです~。

    混ぜて炊くときの注意点


    もち米とうるち米を混合して炊く時はちょっと注意が必要です。

    というのも水の吸収率や炊き方も異なるので、あらかじめ水に浸しておく時間などを計算する必要があります。

    うるち米はたっぷりと水を吸わせておきたいので、水分を吸収させた後に混ぜ合わせるのが良いですね( ̄- ̄)ゞ

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    まとめ


    もち米もうるち米もそれぞれに特徴があって、上手に使えばどちらも美味しく食べることが出来ます。

    その「上手に」のポイントは、料理によって使い分けること。

    アミロペクチンの含有量が少なく高アミロースのお米は粘り気がなくパサパサとした食感があるので、炒飯ピラフに適しています。
    逆に高アミロペクチンのお米は、おこわお赤飯和菓子などに使うとおいしく出来上がります。

    そういえば、お餅はサ○ウの切り餅でよく食べていますが、もち米自体は最近あまり食べることが減りましたね。
    今夜は久々にお赤飯でも炊いてみようかなー、なんて考えています♪

    今回は以上です。

    参考になりましたら幸いです(*゚ー゚*)ノ

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