交代と交替!意味の違いは?正しい使い方はコレ!
記事公開日:2016年2月12日
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スポーツで選手が代わるときや、
仕事でシフトが代わるときなどに
「こうたい」
と言いますよね。
たとえば、
「選手こうたーい!」
「ねぇ、シフトこうたいしてくれない?」
「ねぇ、シフトこうたいしてくれない?」
など。
さてはて。
ここでいう「こうたい」ですが、漢字で書いた場合に
のどちらを使えばよいのでしょうか。
どちらがどちらの漢字を使うか、「パッ」とイメージつきますか?
|・ω・)
どちらも同じ読み方をしますが、
意味や使い方に違いがあるものなのでしょうか。
と、いうことで!
今回は「交代」と「交替」の違いや、
使い分け方法について紹介していきましょう。
交代の意味
交代というのは、
- 順番や役回りなどが変わること
- 役目などが一回限りでかわること
を意味します。
役目を入れ替わって、そのまま引き継ぐというニュアンスが強いですね。
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交替の意味
交替というのは、
- 順番や役回りなどが変わること
- 代わって行うということが繰り返されること
を意味します。
この場合、再び役目が回ってくる場合に用います。
どうでしょうか。
なんとなくイメージはつきましたか?
(^^
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交代と交替の違い
では、もう少しつっこんで違いについて見てみましょう。
意味を見ると2つとも似ていますし、
漢字もほとんど同じ意味の言葉で構成されていますよね。
しかし、もう少し厳密に意味を見てみると、
「交代」の方は役目が一回限りで代わる
という部分が重要なポイントになります。
例えばAからBに代わるときに、
「交代」
を使った場合は再びAに戻る保証はありません。
一方、交替の方は、
という意味合いがあります。
なのでAからBに交替した場合は、
再びBからAに交替することが想定されているということになります。
ちなみに、最初の質問で出てきた、野球の選手交代などでは、
「交代」
の方を使います。
ただ、再びバッターがマウンドに立つこともありますし、
矛盾しているようですが、
必ず順番が回ってくるという保証が低く、
交代後、役目が回ってこない可能性もあるためですね~。
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使い方の例文
では、最期に「交代」と「交替」という漢字を使うときの、
例文をいくつかみてみましょう。
まずは「交代」から。
先ほどのお話で、交代は一回限りで代わるという意味がありましたね。
なので、例文としては、
などがを挙げえられます。
次に「交替」。
交替は役回りが順番で代わり、それが繰り返させるという意味があるので、
例文としては、
などが適切な使い方となります。
どちらも、また同じ人の順番がくる可能性があるのが分かりますね。
(^^ゞ
まとめ
今回は交代と交替の違いについて紹介しました。
意味は似ていますが、
という違いがあります。
「こうたい」を使い分ける場合は、仕事やスポーツなどシーンなど、
どういった性質の役回りなのかを把握することで、
どちらで使い分けるのが適切なのかが判断できるというワケですね~。
今回は以上です。
参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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