「マフラー」と「スカーフ」と「ストール」の違い
記事公開日:2016年8月5日
最終更新日:2019年11月17日
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秋口から春先にかけての寒い時期。
マフラーは防寒具としてだけでなく、ちょっとしたオシャレアイテムとして使えますよね。
首に巻くものとして、マフラーのほかにもいくつかアイテムがありますよ。
すなわち、
用途としては、オシャレ用に首に巻くものとして共通していますが、これらはどのような違いがあるのでしょうか。
「マフラーが男性用で、スカーフは女性用?」
「細いのがマフラーで太いのがスカーフ?」
「防寒用か、そうでないかの違い?」
「細いのがマフラーで太いのがスカーフ?」
「防寒用か、そうでないかの違い?」
改めて考えると、この辺の線引きって微妙ですよね。
と、いうことで!
今回は、冬に出かける時に首に巻く、アレの違いについてまとめました。
マフラー
マフラーを一言で表すと、(首に巻く細い襟巻)です。
おもに毛糸を素材にしているため分厚いものが多く、防寒具としての役割が大きなウェイトを占めています。
季節としては晩秋から真冬にかけて活躍します。
巻き方にもいろいろなパターンがあります。
- マフラーの巻き方
- ピッティ巻き
- ボリューム巻き
- 片リボン結び
- ネクタイ巻き
自由にアレンジすることで個性を出しやすいアイテムです。
(^^ゞ
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ストール
ストールは、マフラーよりも大判で生地が薄手なものとなります。
サイズが大きいので、首に巻くよりは肩からかけるかたちが基本スタイル。
マフラーと同じくメインの用途は防寒用ですが、女性がパーティドレスに合わせて羽織るなど、ファッションアイテムとしても使われます。
ウール素材が多く生地も薄いので、秋口や春先にもオシャレのワンポイントとして楽しむことができます。
冬だけでなく、ちょっと暖かい時期でも使えるのがマフラーとの大きな違いですね。
日常で使うストールはウール素材が中心ですが、パーティ用のものは軽くてなめらかなコットン素材が主流です。
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スカーフ
マフラーやストールがおもに防寒目的であるのに対し、ほとんどの場合にファッションとして身につけられるのがスカーフです。
CAさんがさりげなく首もとに巻いていますよね。
使われている素材や種類も豊富です。
- スカーフの素材
- シルク
- ウール
- コットン
- 麻
- ポリエステル
女性が身につけるとフォーマルな印象を演出できます。
また、海外では男性でもネクタイがわりに巻く国もあり、幅広い楽しみ方が考案されています。
日本人とマフラー
日本ではもともと、首のあたりだけをあたためる文化があまり発達していませんでした。
江戸時代では首まわりをあたためるものとして手ぬぐいが使われており、マフラーの登場はもう少し後のことになります。
襟巻きそのものは江戸時代以前から知られていましたが、それほど普及はしていませんでした。
明治時代に入ると、外国の文化がどんどん日本に入ってきます。
まずは当時「肩掛け」と呼ばれたショールが伝えられ、それをきっかけにマフラーも輸入されるようになりました。
確かに、どれもカタカナですが、そう考えるとつい150年前ほどまでは、日本にはマフラーは存在しなかったんですねぇ。
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まとめ
今回は、首まわりのオシャレアイテム、マフラー、ストール、スカーフの違いについて紹介しました。
この3つは用途や生地の厚さに違いがありました。
マフラー
防寒具。生地は厚手でサイズは細め。
晩秋から真冬に活躍。
防寒具。生地は厚手でサイズは細め。
晩秋から真冬に活躍。
ストール
防寒5割、オシャレ5割。
サイズは大きめで肩からかける。
素材はウールが主流。
オシャレアイテムとして秋口や春先にも楽しめる。
防寒5割、オシャレ5割。
サイズは大きめで肩からかける。
素材はウールが主流。
オシャレアイテムとして秋口や春先にも楽しめる。
スカーフ
ファッションアイテム。
日本では女性用だが、海外ではネクタイとしても使われる。
ファッションアイテム。
日本では女性用だが、海外ではネクタイとしても使われる。
なんとなく呼び名が違うだけではなく、
ちゃんと用途や素材の違いで呼び分けられていたのですね~。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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