「床屋」「美容室」「理容室」の違い！値段の違いはどれくらい？

床屋と美容室。
さらには理容室。

どれも「髪を切るところ」という場所であるところはかわりありません。

しかし、なぜこのような複数の呼び名があるのでしょうか。

などなど、考えてみるとちょっと疑問なことって多いですよね。

と、いうことで！

今回はは床屋と美容室の違い。
さらに理容室との違いについてまとめました。

それではさっそくみていきましょう！

床屋と美容室の違い

さて、床屋と美容室は何が違うのでしょうか。
実際に何が違うのかそれぞれをチェックしてみましょう。

床屋とは

別称	理容室・理髪店・散髪屋
免許	理容師免許
業務	理容師法に基づいて行われ、頭髪の刈込、顔剃り等の方法により容姿を整える。

美容室とは

別称	美容院
免許	美容師免許
業務	美容師法に基づいて行われ、パーマ、結髪、化粧等の方法により容姿を美しくする。

主な違いはこのようになっています。



ほかにもシャンプーの向き等もありますがそのあたりは店によって異なるそうです。

大きな違いは免許、そして免許の元となる法律です。

しかし、これはすごーーく昔に作られた法律ののお話しということで、現代ではパーマを当てる床屋、美容目的で顔剃りを行う美容室などなど免許や法律による境目はあいまいになってきているようです。

しかし根本の部分の違いは、



と、いうことなのです。(^-^)h



よく、

「顔そりができるかできないか」

で比較されるのはこのことからだったのですね。

ちなみに見分け方はあの三色のぐるぐる回るやつがあったら床屋です。

値段の違いについて

さて、それぞれの業務の違いがわかりました。
続いては果たしてどちらの方が値段が高いのでしょうか？

そして値段というのも先ほどの免許、業務等に左右されるのでしょうか？

ざっくりと値段の相場をまとめてみました。



調べてみたところ、それぞれの相場は上記結果となりました。

美容室の方がはるかに値段が高いですねー。
これはなぜなのか。

やはり床屋は美容室に比べてメインの客層は男性となります。

かかる手間も少なくサイクルも早い、となると自然とそのような値段設定になっていくのかなと思います。

「床屋さん」に行く目的としては、「髪を切りに行く」ことがメインになります。

そうすると、一見さん、ご近所さんを呼ぶことが大切。
となると「値段」も大事な要素になってくるのかな、と。

あまり高いと入りづらいですもんね。（＾＾；


対して美容室は値段設定によってブランド力をもたせたり、
（カリスマ美容師ってやつですね）
オシャレのために利用するという層の需要の多さから、
床屋よりもちょっとお高い値段設定になっているのかと思います。

最近はネットが発展しているので、
オシャレなカットをしてもらうために、
電車を使って「あの美容師さんにカットしてもらう」
なんて人も多いのではないかと思います。

対して、床屋に行くばあいはあまり電車などは使わずに、
近所の床屋さんに向かいますよね。

この辺も「髪を切る」と「オシャレをする」という、
目的の違いを反映しているといえますね。（＾＾ゞ

理容師について

最後に理容師についてです。

ここまできたら、お気づきの人も多いのではないでしょうか。＾＾

途中でちらっと触れましたが、

床屋は別称で理容室と呼ぶとありました。

それもそのはず、理容師免許を持ち理容師法に基づいた業務を行っていますからね。
これはただの呼び方の問題で内容に全く違いはありません。

そのため、


となります。
美容室との違いも床屋と同様となります。

まとめ

今回は、床屋と美容室の違いについて紹介しました。

なんとなく床屋と美容室では雰囲気がちがうなーとは思っていましたが、
持っている免許に違いがあったのですねー。

その違いも最近ではあいまいにはなってきますが、
おおさっぱな違いとしては以下の通りです。

	床屋	美容室
免許	理容師免許	美容師免許
相場	1000円～4000円	3000円～6000円
目的	容姿を整える	容姿を美しくする
外観	三角のぐるぐるが置いてある	ちょっとおしゃれ
性別	主に男性向け	主に女性向け

今回は以上となります。
ご参考になりましたら幸いです。
(*ﾟｰﾟ*)ﾉ