普通預金と当座預金の違い!口座番号や見分け方は?キャッシュカードでもわかる?

記事公開日:2016年9月13日
最終更新日:2019年11月18日

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銀行口座にはいくつか種類がありますよね。

  • 普通預金

  • 定期預金

  • など。

    ネットの銀行口座番号を入力するときに、普段は自分が使っている、

    普通

    の方にチェックを入れますが、

    当座

    という口座の種類があるのを見かけることがあります。

    これは主に会社間での小切手や手形等の処理に利用されることが一般的ですが、実際にどのようなことが可能な口座なのでしょう?

    「普通預金と何が違うの?」
    「当座預金のほうが良い場合ってあるの?」
    「どんな時に当座預金を作った方が良いの?」

    null

    と、いうことで!

    今回は普段スルーしている当座預金と普通預金の違いについてまとめました。

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    普通預金とは?


    まずは、いつも使っている普通預金がどのようなもので、どのようなことが可能なのかをみてみましょう。

      普通預金とは

    • 銀行取引の基本となる預金で、法人、個人を問わず開設することが可能

    • 振込金や給与、年金、配当金の受取に指定でき、各種公共料金やクレジットカードの口座自動振替を契約できるなど、決済口座として大きな役割を担う

    • 金融機関が破綻した場合1000万円までしか保護されない場合がある

    • null

    はい。
    こちらが普通預金です。

    以下がまとめとポイントです。

    ポイント


  • 会社名義、個人名義どちらでも開設が可能

  • 振り込み、引き落としの口座に指定することができる

  • 利息がつく

  • 銀行がつぶれた場合1000万までしか返ってこない


  • こんな感じですね。
    いわゆる「普通の預金口座」です。

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    当座預金とは?


    続いてはあまり聞きなじみのない当座預金です。
    こちらはどのような口座なのでしょうか。

      当座預金とは

    • 企業や個人事業主が手形小切手の支払を決済するための口座

    • 金融機関が破綻した場合も全額保護される

    • 口座開設には金融機関の審査が必要で、現在では個人で開設することは難しくなっている

    • マイナス残高がある

    はい、こちらが当座預金です。
    わかりにくいという人のために簡単にポイントをまとめてみます。

    ポイント


  • 商売をしている人や会社がお金のやりとりをするために利用する口座

  • 銀行がつぶれた場合でも全額返ってくる

  • 銀行側の手間が多いので手数料として無利息である

  • 開設は銀行に信用されていないとできない

  • つまり、当座預金は法人向けの口座なのですね~。

    大きい違いは、

    口座名義人の名義で小切手や手形を振り出すことができるかどうか


    というところですね。

    さて、先ほどからチラチラ出てくる

      小切手と手形

    こちらを少し突っ込んでみてみましょう。

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    小切手と手形とは


    小切手と手形は簡単に言うと、ものを買ったときに買った相手に対して、

    今手持ちの現金ないからあとで勝手に口座からお金引き出しておいてよ

    ということが可能になる紙切れです。
    両者ともに基本的にそのようなものなのですが一点違う点があります。

    それは換金可能な日付です。

      小切手の場合


      小切手を渡した瞬間から、買った相手は小切手を現金化することができます。

      つまり、小切手を渡した人の当座預金口座には、小切手を渡した日に小切手の金額よりも残高がないといけないということです。

      手形の場合


      対して、手形には現金化が可能な期日というものが設けられています。

      4/1にものを売って手形を受け取ったとしても、手形に4/11と書いてあった場合10日後にならないとその手形を現金化することはできません。

      そのため、手形発行の日に手形の金額よりも残高が少なくても大丈夫です。

    銀行は「期日までにお金を用意できるだろう」という信用から手形を発行しているわけですね。

    これが主な違いです。

    また、持ち運びが不便な場合や盗難防止の目的としてもしばしば利用されます。

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    見分け方


    普通預金と当座預金の違いについては、もうバッチリですね。

    では、この二つ。
    いったいどこで見分ければいいのでしょうか。

    ひょっとして私の通帳って当座預金だったりしない!?

    なーんてことはまずないでしょうが(笑)
    普通は普通(預金)です。

    見分ける方法の一つ目は通帳を見ればイッパツです。

    普通預金だったら「普通」
    当座預金だったら「当座」

    とバッチリかいてありますから。

    キャッシュカードで見分けることはできるの?


    困ったケースとしては、

    通帳を無くしてキャッシュカードしかない!

    という場合ですよね。

    キャッシュカードのみで普通か当座かを見分けることはできるのでしょうか。

    通常、キャッシュカードの番号は以下の数字が書いてあります。

  • 支店番号(3桁の数字)
  • 口座番号(7桁の数字)

  • ただし、銀行によっては口座種別がカード番号に含まれている場合があります。

    たとえば、私が持っている三菱UFJ銀行のキャッシュカードには以下のような記載があります。

    〇〇〇 ― 2 ― 〇〇〇〇〇〇〇 〇〇―〇〇
    (支店番号) (口座種別) (口座番号) (発行年月)

    この真ん中の「2」というのが「普通預金」を表しています。

    この表記は銀行によって変わってきます。

    もしもお手持ちのキャッシュカードに

  • 銀行番号(4桁の数字)
  • 支店番号(3桁の数字)
  • 口座番号(7桁の数字)

  • 以外の数字が入っているようであれば、各銀行のキャッシュカードの番号の見方について調べてみると手がかりがあるケースもありますよ。

    口座番号は同じ?


    次に、口座番号について。

    この普通預金をグレードアップして当座預金にして!

    なーんてことは可能なのでしょうか。

    ・・・・・・・

    当座預金や外貨預金などは、普通預金とぜんぜん違う番号体系になります。
    普通預金はどの銀行でも大体7桁ですよね。

    当座預金の場合も同じく7桁なのですが、多くの場合8から始まる7桁となっています。
    これが、口座の種類を見分ける方法の二つ目ですね。

    口座番号は預金種別によって判断できるようになっているのです。
    (^^ゞ

    ちなみに、外貨預金などの場合は、普通預金と比べて桁数が多く複雑になることがあります。

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    まとめ


    今回は普通預金と当座預金の違い
    また小切手、手形についてご紹介しました。

    普段、お給料など稼いだお金を入金する口座は、
    そのほぼすべてが普通預金口座です。

    当座預金口座は、小切手や手形を使った、商取引を行うときに開設する銀行口座のことです。
    当座預金口座は、利息が付かない代わりに、万が一銀行が倒産してしまった時も、預けている金額そのまま保証してくれます。

    ただし、厳しい審査があるので、個人ではなかなか利用するための口座を開くことはできません。

    見分け方は簡単で、銀行通帳を見るか口座番号の最初のケタの数字が8から始まってるかどうかで判別することができます。

    まぁ、社長や投資家などではなく、普通に生活している個人の場合、「当座預金口座」はめったにお目にかかることはないでしょう。
    個人で小切手を使うとかどんだけお金持ちなんだよ!って話ですので、普通に生活している人は当座預金口座を持つことはほぼないかと思います。
    (^^;

    金利もつかないし、メリットもないですからね~。


    ちなみに、当座預金口座を持ってる人が発行した手形や小切手を利用するときに、1円でも足りなかったりすると「不渡り」となります。

    6ヵ月の期間にこれを2回繰り返すと「銀行取引停止処分」となり、突然当座預金口座が利用できなくなります。

    これはいわゆる「運転資金が尽きた状態」を指しており、事実上の経営破綻となります。
    仕事上で、広告代理店の会社から手形を受け取りに行ったときは、なんだかどきどきしたものです。

    今回は以上です。
    ご参考になりましたら幸いです。
    (*゚ー゚*)ノ

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