サランラップとクレラップの違い!素材や厚みも違うの?

記事公開日:2017年1月28日

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もはや生活の必需品となっているラップ。

使いかけのお野菜や料理、
冷凍保存する時にも大活躍します。

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さて、この食料用のラップ。

有名なものとしては、サランラップクレラップなどがありますが、
スーパーのラップ売り場に行くと、いろいろなメーカーいろいろな大きさのものが並んでいますよね?

ラップなんてどれも同じでしょ?

と思ってしまうかもしれませんが、それぞれのメーカーによって素材の違いや特徴などがあります。

でも、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。

と、いうことで!

今回はサランラップとクレラップの違いについてまとめました。


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サランラップについて


まず、ラップの代表的な製品としてはサランラップがありますよね。

サランラップは旭化成の製品で、ポリ塩化ビニリデンという素材で作られています。
ポリエチレン製や塩化ビニール製とは違い、酸素を通さない力やニオイを通さない力が強いという特徴があります。

サイズは多様で、レギュラーサイズだと15cm、22cm、30cmの3サイズですが、業務用のタイプだと45cmのたっぷりサイズもあります。

また、業務用商品外刃タイプだと、30cm、45cmを扱っています。
長さは50mロールと、20mロールが選べますよ。

厚みは0.011mmラップの平均の厚みというのは0.08mmから0.010mmらしいので他社と比べれば厚みがあると考えておけばOKですね。

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クレラップについて


もう一つのラップの種類にクレラップがあります。

クレラップはクレハ(KUREHA)の製品で、サランラップ同様にポリ塩化ビニリデン製です。
他の素材に比べてみずみずしさを守り、ニオイ移りを防ぎ、ピタッと器に密着する威力が強いと言われています。

また、熱や気温変化に強い素材なので電子レンジや冷凍保存にも適しています。


サイズはサランラップ同様に15cm、22cm、30cmがあり、それぞれ20m50mの長さが選べます。

また、業務用だと45cmが増え、平刃タイプも選べます。

厚みは0.010mmです。厚みとしてはサランラップと大差なく、また他社の製品ともそんなに変わりはないと言えますね。

ポリラップについて


サランラップやクレラップと比べると若干知名度が劣りますが、もうひとつポリラップがあります。

ポリラップは宇部フィルム株式会社の製品で、ポリエチレン製です。

エコロジーを意識した製品で添加物を一切使用していないので、
燃やしてもダイオキシンや塩素系ガスが発生する心配はありません。

サイズはサランラップ、クレラップ同様に15cm、22cm、30cm、業務用45cmとあります。
長さには幅があり、10mの短いものから、100mの長いものまで選べます。

厚さは0.010mmとなっています。

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違いは?


さて、ではここでそれぞれのラップの違いをみてみましょう。

サランラップとクレラップは同じポリ塩化ビニリデンで、サイズのラインナップもだいたい同じです。

このポリ塩化ビニリデンはポリラップで使用されているポリエチレンに比べてどのような違いがあるのでしょうか。

・・・・・・・

まず、耐久性やお皿への密着度はポリ塩化ビニリデンの方が圧倒的に高いです。

なのでニオイ移りを防ぐ力、みずみずしさを保つ力、酸化を防ぐ力はサランラップとクレラップの方が高いと考えていいでしょう。

しかし、ポリラップはエコロジーを意識した製品で、燃やしてもダイオキシン、塩素系ガスが発生する心配がありません。一方、サランラップとクレラップは加熱することで有害なガスが発生する可能性が高いでしょう。


ここまで読むと、

エコロジーを意識するならポリラップ?

と思いますよね。

しかし、物を燃やしたときに発生する有害物質は、なにもダイオキシンと塩素系ガスだけではありません。

なのでポリラップであればどんなに燃やしても大丈夫!
というわけはないんです。

どちらにせよラップを燃やすのは危険な行為ですし、有害な物質が発生する確率が高いので、火を使う際は気を付けるようにしましょう。

・・・・・・・

では次に、サランラップとクレラップを比較するとどうでしょうか。

素材的にはあまり違いはありませんが、クレラップは力の弱い人や小さな子供でも切りやすいようにV字の「クレハカット」という独自の刃の形をしています。

また、ラップをつまみやすいようにストッパーニスの塗り方を工夫しているので

あれ?切れ目が見つからない!

ということがほとんどありません。

ラップロールが箱から飛び出すのを防ぐ、飛び出しガードも付いていますし、フタがカチッと閉まるロックも付いています。

サランラップもラップを引き出しやすい引き出しテープは付いていますが、使いやすさと丁寧さで比べるとクレラップの方に軍配が上がるかもしれません。

クレラップはCMでも小さな女の子を起用していて、小さな子供がラップを使う場合を想定しています。

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サランラップが使いにくいというわけではありませんが、お子さんのいる家庭であればクレラップの方が相応しいかもしれませんね~。

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まとめ


今回はサランラップとクレラップ、ポリラップの違いについて紹介しました。
ひとことにラップといってもいろいろな素材の違いがありました。

サランラップとクレラップはポリ塩化ビニリデン製で、耐久性と密着性に優れているので食の安全面では信用できそうですね。
クレラップはお子さんでも使える親切設計が魅力です。

使い勝手や使うシーンというのは人それぞれなので、今回紹介した機能性をベースに、ぜひ使いやすいものを選んでくださいね。

今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ

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