“probably”と”maybe”と”perhaps”の違い!確率でいうとどれくらい?
記事公開日:2017年9月16日
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「たぶん・・・・」
と英語で言いたいときにはどの単語を使うとよいのでしょうか。
一番早く思いつくのは恐らく、
“maybe“
ではないでしょうか。
この語は中学生の時に倣いますよね。
海外旅行などで英語を話さないといけないときにやたらと、
“maybe”
を連発してしまう人がいます。
そしてこの「たぶん」の英単語には”maybe”以外にも、
“probably”
“perhaps>”
“perhaps>”
といった言い方もあります。
これらを訳したら全部「たぶん」となります。
では、これらはどう違うのでしょうか。
どのように使い分けたらよいのでしょうか。
確率で言うとどれくらい違うのでしょうか。
ということで!
今回は、意味が近しいこれらの英単語のニュアンスの違いについてまとめました。
“probably”の意味
まずは”probably“の意味からみていきましょう。
この語を辞書で調べてみると、そこには
- たぶん
- おそらく
- 十中八九(確かではないが)
- ほぼ
とあります。
絶対ではないが、ほぼ間違いなく大丈夫だろうの
「たぶん」
です。
例文をあげてみましょう。
- “Are you going to hot spring (or onsen) tomorrow?”
(明日温泉に行くの?)
と聞かれたので、
- “Probably.“
と答えました。
場面を考えてみましょう。
明日は久しぶりの休みです。
最近疲れもたまっているので、
ゆっくり温泉にでもつかりたいと思っています。
よっぽどのことがない限り、
ほぼ間違いなく温泉にいきます。
最近疲れもたまっているので、
ゆっくり温泉にでもつかりたいと思っています。
よっぽどのことがない限り、
ほぼ間違いなく温泉にいきます。
そうするとこの場合は
“probably”
となります。
確率で表すと、80%以上。
まさに十中八九です。
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“maybe”の意味
次に、”maybe“の意味をみてみましょう。
辞書には
- たぶん
- もしかしたら
とあります。
上と同じ例文で考えてみましょう。
明日温泉に行くのかどうかを聞かれて、
“maybe.”
と答えました。
温泉に行きたい気持ちはやまやまなんだけど、
できれば妻と一緒に行きたい。
自分は明日休みだから問題なく行けるけど、
妻の上司はなかなか休みを取らせてくれない。
妻に上司に上手に説明して休みをもらうように言っているけど、
上手くいくかどうかは分からない。
可能性は半分くらいかな。
できれば妻と一緒に行きたい。
自分は明日休みだから問題なく行けるけど、
妻の上司はなかなか休みを取らせてくれない。
妻に上司に上手に説明して休みをもらうように言っているけど、
上手くいくかどうかは分からない。
可能性は半分くらいかな。
こんな気持ちが込められています。
「もしかしたら行けるかも、でも行けない可能性も十分ある。」
ですので、確率は50%。
これが”maybe”です。
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“perhaps”の意味
最期に”perhaps“の意味もみてみましょう。
同じく辞書をみてみると、
- たぶん
- ことによると
- もしかしたら
- 可能性はあるが確実性はない
とあります。
おっと。
なんだかちょっと自信が無さげですね~。
もう一度同じ例文で考えてみましょう。
温泉に明日行くかどうかの質問に対して、
“perhaps.”
と答えました。
明日は休みなので、行こうと思えば行ける。
でも明日の天気は大雨。
しかも温泉がある地域には大雨洪水警報がでている。
もし天気予報が外れて、急に天気が回復すれば
もしかしたら行くかもしれないけど、
その可能性は低いよね。
まあ行けたらいいよね。
でも明日の天気は大雨。
しかも温泉がある地域には大雨洪水警報がでている。
もし天気予報が外れて、急に天気が回復すれば
もしかしたら行くかもしれないけど、
その可能性は低いよね。
まあ行けたらいいよね。
そんな気持ちを込めて”perhaps”と返答します。
この場合、希望的観測に近いものがあります。
確率で表すと30%。
これが”perhaps“です。
それぞれの使い分け方法
それぞれ「たぶん」と意味はありますが、
随分とニュアンスが違うことがわかりました。
ではどのように使い分ければよいでしょうか。
・・・・・・・
これは自分が相手に質問する場面を想像すればよく分かります。
- “Are you coming to my house today?“
と友人に質問した場面を想像してみてください。
あなたは友人を自宅に招き、料理を振る舞うつもりです。
ですので、友人が来れるかどうかの確認を取っています。
それに対して友人が”probably”と答えたら、どうでしょう。
「行く!行く!」
という意味にとらえるのではないでしょうか。
もちろん人生何が起こるか分かりませんので、
絶対に行ける保証はありません。
でも、
「ほぼ間違いなく行くよ、お招きありがとう」
の気持ちを感じ取れるのではあーりませんか。
・・・・・・・
ではもし”maybe“だったらどうでしょう。
50%ですので、
「行くか行かないかはっきりしない」
のニュアンスになります。
口語に訳すと、
「んー。そうね。たぶん大丈夫だと思うケド。」
こんな感じの返事だと、招いた側としても困ります。
「早くはっきりしてくれよゥ~」
と思います。
どこかイラッするかもしれません。
さらに”perhaps“なら自体はさらに深刻です。
30%ですので、
「可能性は低い、まあ行けたらいいよね」
ぐらいの気持ちです。
会話調に直すと、
「そうねー。わからないけど、行けたら行くよ。」
くらいのニュアンスでしょうか。
「それならば行けないと言ってくれよ!」
なんて言いたくなっちゃいますよね。
“perhaps”を使って食事の招待に対する返事をする場合、よっぽどの理由(例えば、家族の具合が悪い、出張で何時に帰るか未定など)をちゃんと説明した方が親切ですね。
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まとめ
今回は「たぶん」の意味を持つ
“probably“ (確率:80%)
“maybe“ (確率:50%)
“perhaps“ (確率:30%)
の違いについて紹介しました。
どれを使っても大差はないように思っていたかもしれません。
が!
意外とその差は大きいです。
ネイティブの人達はこの微妙なニュアンスの違いをきちんと理解して使い分けています。
特に気をつけないといけないのが“maybe”の連発です。
はっきりと答えずに、”maybe”を連発していると、
知らずに相手を不快にさせたり、
場合によっては怒らせたりするかもしれません。
特に英語圏の人たちは曖昧な返事を嫌う傾向があるので、
理由や意思表示はしっかり行っていきたいものですね。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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