遵守と順守の違い!公用文の時の使い分け方とは?

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遵守順守

どちらもじゅんしゅと読みます。

普段、そんなに頻繁には使わない言葉ですが、いざって時に使えなくては意味がありません。

  • 交通規則をじゅんしゅする
  • 法律をじゅんしゅする

  • この時にどちらの漢字を使えばよいのでしょうか?
    また、どう意味が違うのでしょうか?

    今回は、この同じ読みで漢字が違うじゅんしゅについてまとめました。

    それではまず意味を見てみましょう。


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    遵守の意味


    まずは遵守の意味を見てみましょう。

      法律や道徳、習慣をまもり、従うこと

    似たような言葉で「時間厳守」などと言いますが、厳守はきびしくまもることです。

    時間を絶対に守らなければならない時に使いますが、あくまで厳しく守ることです。
    響きは似てますが、意味は違います。

    また尊の字が入っているので「そんしゅ」と読んでしまう人もいますが、この読み方は「じゅんしゅ」です。

    ただ日常生活ではそんなに多用することはありませんね。

    法律と密接な関係がある仕事をされている方は使用頻度が高いかも知れませんが、一般的にはそんなに使いません。

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    日常生活で使う場面を考えてみましょう。

    例えば、飲み会で「飲酒運転をしないように」と言いたいとします。
    ただ、これは誰もがわかっていることだし、そのままストレートに言ってしまえば場がしらけてしまう恐れがあります。

    こんな時に
    「みなさんも十分ご承知だとは思いますが、法令遵守でお願いします」
    というような言い方をします。

    このように、法律や道徳、習慣などをまもり、従うことという意味で使用します。

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    順守の意味


    次に順守の意味を見てみましょう。

      法律や道徳、習慣をまもり、従うこと

    全く同じ意味です。

    国語辞典でも【遵守/順守】と併記されていて、二つは全く同じものとして扱われています。

    というのも、昔は遵守の方を使っていました。

    これが昭和29年3月の国語審議会報告の当用漢字補正資料では削除される候補28字の中に入っていました。

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    そこで日本新聞協会は4月1日からを使わない決定をします。
    その代わりに「遵守」を「順守」に、「遵法」を「順法」にするという取り決めをしました。

    しかしこの当用漢字補正資料、あくまで資料であり、決定事項ではなかったのです。

    結局、昭和56年に当用漢字は廃止になり、新たに常用漢字が取って代わりました。

    常用漢字にはも入っています。

    それでも日本新聞協会はブレることなく、昭和29年4月1日からの取り決めを今でも守っているということです。

    なので、遵守=順守、意味も同じです。

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    遵守と順守の違い


    意味は同じということですが、字が違います。

    この遵守の字の成り立ちについて見てみたいと思います。

    遵の中の尊という字ですが、これは両手で酒樽を捧げている象形です。
    なので、尊敬敬いを意味します。

    そしてしんにょうには行くという意味があります。
    元々しんにょうは、十字路に足の象形が変化して現在のしんにょうになりました。

    なので、これを合わせて「尊敬して行く」→「したがっていく」→「道理や法則に従う」という意味になったのです。

    つまり遵守とは、~に従い、それを守るということになります。

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    そして順守のほうですが、前にも触れた通り昭和29年の国語審議会以来、代替文字として使用されてきたわけで、この漢字の成り立ちが順守という言葉の意味には関係していません。

    歴史の出来事からの産物というだけです。

    このあたりが遵守と順守の違いですね。

    使い分けについて


    一般人が普通に使う場合はどちらを使っても間違いではありません。

    これが新聞となると順守を使うのが定番です。

    また法律やその関連になると遵守のほうを使います。

    そしてタイトルにもありました公用文の場合ですが、遵守が正解です。
    公用文というのも法律関連に入りますからね。

    また教育業界でも遵守を使います。

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    一般人でも相手によって使い分けができればいいかも知れませんね。

    例えばメールを送る相手が法律と関係がある人であれば遵守とか、相手が新聞業界の人であれば順守を使うなどの使い分けができれば、気が利く人だと思われるかも知れません。

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    まとめ


    さて、今回はじゅんしゅについてまとめました。

    意味は

      【遵守/順守】 法律や道徳、習慣をまもり、従うこと

    で、同じ意味でした。

    そして順守が新聞業界の代替文字として登場したことも勉強しましたね。

    また使い分けについても、業界によって使い分けが必要な業界もありました。

    これで明日からじゅんしゅについては迷うことはないと思います。

    今回は以上です。
    ご参考になりましたら幸いです。
    (*゚ー゚*)ノ

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