木管楽器と金管楽器の違い!フルートはどっち?種類の違いを一覧で!
記事公開日:2018年7月30日
最終更新日:2018年8月3日
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オーケストラ等で目にする楽器の数々。
実際に目にすることは無くても、アニメや漫画で見ている人も多いですよね。
たくさんの種類の楽器がありますが、
「木管楽器」
「金管楽器」
と分けて呼ばれていることがあります。
これって、いったい何が違うのでしょう。
どの楽器が木管で、どの楽器が金管楽器なのでしょう。
今回は、この木管楽器と金管楽器の違いについて紹介します。
それぞれの楽器も一緒にチェックしていきましょう!
木管楽器とは
まずは木管楽器から見ていきましょう。
読んで字のごとく、
「木でできている(かつては木で作られていた)楽器のことでしょう?」
と思われそうですよね。
実は違うんです。
オーケストラや吹奏楽で主に使われている木管楽器は、
リードと呼ばれるパーツを使って音を出す楽器
のことを言います。
リードは、葦(あし)と呼ばれる植物から作られています。
素材としては、すだれを思い出してもらうと想像しやすいです。
木管楽器にとって、
「リードの良し悪しで音の良し悪しが決まる」
と言っても良いくらい、大事なパーツです。
そんな大事なパーツなので、こだわり派は自作するのだそうです。
良い音が出るリードは勝負リードとして大事にストックする人も多いです。
リードを使っている楽器には
これらの楽器はみんな木管楽器という事になりますね。
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金管楽器とは
では金管楽器とは、どんな楽器なのでしょう。
多くの人が見たことのある代表的な金管楽器として、トランペットが挙げられます。
形状としては、ベルと呼ばれる音が出る先端部分が広がっているものは金管楽器です。
楽器屋さんで直接楽器を見たことがあるとピンとくるのですが、
楽器には唇に当てて音を出すマウスピースと呼ばれるパーツがあります。
金管楽器はマウスピースだけでも音階を奏でることができます。
具体的には、
ラッパっぽい口の持ち主は金管楽器って感じですね。
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木管楽器と金管楽器の違い
ここまでいくつかの楽器を挙げてきましたが、
「あれ?フルートは?」
って、思いますよね。
フルートは有名な楽器ですが、
金管楽器なのか、木管楽器なのか・・・?
この謎は、木管楽器と金管楽器の違いに着目すると答えが見えてきます。
正確には、
音の出し方の違い
で木管か金管かが分かれます。
この違いを簡単にまとめると下のようになります。
- 金管楽器
マウスピースで唇を振動させて音を出す。
木管楽器
マウスピースに息を吹き込んで音を出す。
フルートは息を吹き込んで音を出す楽器なので、
木管楽器ということになりますね。
この管楽器の違いは、オーケストラ等で使われる楽器以外にも
当てはめることができます。
突然ですが、
法螺貝は木管か金管か分かりますか?
答えは一覧表の中に!
種類の違い一覧表
ここまで、木管楽器と金管楽器の違いを簡単に挙げてみましたが、
具体的な楽器の例を一覧表でチェックしてみましょう!
木管楽器 | 金管楽器 |
|
|
ソプラノ、アルト、テナー、バスと言った音の高さによって、
楽器のサイズや見た目が変わってきます。
例えば、ソプラノサックスとアルトサックスでは、見た目がずいぶん変わります。
この表ではそう言った細かいところは省略して、簡単にまとめました。
法螺貝は金管楽器なんですね~( ´艸`)
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まとめ
今回は木管楽器と金管楽器の違いについてまとめました。
素材による分類だと思っていたら、音の出し方で分けていたんですね。
一覧表を見ると、日本で古くから使われている管楽器は
ほとんどが木管楽器に分類されています。
実は、金管楽器は黒人のように唇に厚さのある人たちに
向いていると言われているんです。
もしかしたら、昔の日本人の唇の形は金管楽器のような音の出し方には
向いていなかった可能性もありますね。
法螺貝は選ばれし唇の持ち主が吹いていた!
な~んて想像したら楽しいですよね。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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