開放と解放の違いと使い分け!メモリやゲームで「かいほう」する場合はどっち?
記事公開日:2018年11月23日
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どれも日常的によく使う言葉ですが、
当てはめる漢字、ちょっと悩みますよね。
「開放」なのか、「解放」なのか・・・
それが問題です・・・(○´・Д・)
今回はそんな知っているような知らないような、
「開放」と「解放」の違いについて紹介します。
上の例文の答えは、「使い分けと例文」の項目でチェックできますよ~!
それでは、一緒に確認していきましょう!
開放の意味
まずは、開放の意味から確認してみましょう。
- 開放の意味
- 門、戸、窓などを開け放す、もしくは開けたままにしておくこと。
- 制限を取り払い、自由に出入りさせること。
「開放」は、開け放すが熟語になった言葉なんです。
「オープンな雰囲気」
とか言いますよね。
このオープンは、開放的の意味で使われます。
あとでもう一回出てきますが、
open = 開放
というのも覚え方の一つです。
解放の意味
では次は、解放の方はどんな意味なのか、
チェックしていきましょう。
- 解放の意味
- 束縛(特に差別や抑圧)を解いて自由にすること。
- 革命勢力によって共産主義化・社会主義化する事。
「解放」は、解き放つを熟語にした言葉ですね。
「開放」も、「解放」も熟語の元になった言葉を見ると、
意味としては分かりやすいですよね。
でも、「開放感」と「解放感」とか、どちらも似たような雰囲気があって
ちょっともやもやしますよね。
「本当はどっちが正しいの?」
って、なんとな~く疑問が残ります。
次の項目で明確な違いをドドンとチェックしちゃいましょう。
これでモヤモヤからかいほうされましょう!
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開放と解放の違い
さて、そこはかとないもやもや感を醸し出す「開放」と「解放」のペア。
ここでは、この二つの違いを明確にしてみましょう。
先ほどのそれぞれの意味を思い出してみると、
「何から自由になるのか」という点で
状況がまったく違いますよね。
「解放」は差別や抑圧、束縛のような制限のある
ネガティブな状況から自由になっています。
一方で、「開放」にはそういった状況は無く、
単純に扉などの仕切りを開けておくといった意味になります。
英語にするともっと分かりやすいですね。
もう一つ、分かりやすいのは、対義語をチェックしてみることです。
英語と対義語を見てみると、
「開放」と「解放」の違いもかなり明確に見えてきますよね。
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使い分けと例文
「開放」と「解放」の違いを確認しましたが、
違いが分かっていても、それでもどっちなのか悩む事も多いものです。
ここは例文を見ながら使い分けをチェックしていきましょう。
- 開放を使った例文
- 開放的な気分になる。
- 学校の校庭を開放する。
- 開放的な性格。
- 市場を開放する。
- 解放を使った例文
- ストレスから解放される。
- メモリーを解放する。
- ゲームで次のミッションを解放する。
- 受験戦争から解放される。
メモリーやゲームミッションの解放って、意外とどっちか分からなくなりますよね。
対義語を基に考えると「開放」もアリのような気がしてきちゃいますし・・・
でも、英語で考えるとちょっとしっくりきませんか?
「open」より「release」の方がそれっぽいですよね。
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まとめ
今回は、開放と解放の違いについて紹介しました。
単に空間的に自由になった場合は開放。
何か制限があって、そこから自由になった場合は解放。
何か制限があって、そこから自由になった場合は解放。
ゲームやメモリーの解放なんかは、本当にあやふやですよね。
考えれば考えるほどドツボにはまっていく感じです。
解放ですよー!!
モヤモヤからは解放されたでしょうか。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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