ちらし寿司と五目寿司の違い!ばら寿司の場合は?
記事公開日:2018年12月14日
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家族や親戚の集まりにピッタリなのが、酢飯に色とりどりの具材を乗せたちらし寿司や五目寿司!
色々な具材が乗っているので、好き嫌いの多い人でも食べられますし、見た目も綺麗なので食卓を楽しくしてくれますよね。
こういうメニューは作る側も楽しい気分になれますが、そう言えば「ちらし寿司」と「五目寿司」ってどう違うのか、若干気になりますよね。
「ちらし寿司だって、5品目乗っていたら五目寿司になるんじゃ・・・」
な~んて思っちゃったり・・・
そこで、今回は「ちらし寿司」と「五目寿司」の違いについて紹介します!
時々耳にする「ばら寿司」との違いも一緒に見ておきましょう。
それぞれのお寿司の定義
それでは早速、「ちらし寿司」と「五目寿司」について、それぞれチェックしていきましょう。
ちらし寿司とは?
まずは「ちらし寿司」からチェックしていきましょう!
- ちらし寿司とは
- 江戸前寿司:酢飯の上に、握り寿司に使われるネタを並べたもの。
- 関東周辺地域以外:酢飯に調味した具材を混ぜ込み、錦糸卵や海苔などで飾る。
酢飯に複数種類の具材を合わせて作る寿司の種類のひとつ。
地域によって形状が以下のように異なっている。
ちらし寿司は、ご飯に具材を「散らす」ことから来ていて、単に「ちらし」と呼ばれることもあります。
ちなみに、江戸前のちらし寿司の酢飯を、ただのご飯に変えると海鮮丼になっちゃうんです。
五目寿司とは?
次は五目寿司をチェックしてみましょう!
- 五目寿司とは
古くから日本の家庭料理として、ひな祭りやお祝い事の時に食べられているもの。
酢飯に、干し椎茸や干瓢を醤油ベースで煮しめたものに、ニンジン、酢蓮根、筍、竹輪や蒲鉾、甘く煮しめた油揚げ等といった具材を混ぜ込んだもの。
具材は地域や家庭で様々に変化する。
具はその土地でよく採れる食材が混ぜ込まれることが多いようです。
野菜はもちろん、タコやエビなどの海産物、果物なんかも入れる地域があるようです!
具材は五種類と決まっているとかではないんですね~・・・
色んな地域の五目寿司を食べてみたいですよね。
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ちらし寿司と五目寿司の違いは?
ちらし寿司と五目寿司の違いをそれぞれチェックしてみましたが、「関東以外で食べているちらし寿司」と「五目寿司」、この二つの違いが見えてきませんよね。
ここの違いは、
酢飯の上に、具材が散りばめられて飾られているか否か。
というところにあります。
五目寿司は、形状としては混ぜご飯に近いですが、ちらし寿司は見た目が美しいように混ぜご飯の上に食材が散らされているんです。
ちらし寿司と五目寿司の違い
ちらし寿司:調味した具材が混ぜ込まれた酢飯の上に、様々な具材が散らされている。
五目寿司:調味した具材を酢飯に混ぜ込んだもの。
ちらし寿司:調味した具材が混ぜ込まれた酢飯の上に、様々な具材が散らされている。
五目寿司:調味した具材を酢飯に混ぜ込んだもの。
ちらし寿司の方が、黄色や赤、緑等の食材が美しく散らされていて、彩がきれいなんですね~。
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ばら寿司の場合は?
バラバラ的な意味では「ちらし寿司」と似ている語感の「ばら寿司」。
こちらは、何か違いがあるのでしょうか。
気になってくるのでチェックしておきましょう!
- ばら寿司とは
京都府北部、丹後地方の郷土料理。サバのおぼろを用いるのが特徴。
丹後地方以外で食べられている「ばら寿司」は、いわゆる「ちらし寿司」と同様か、それに近いもの。
京都の特定の地域以外での食べている「ばら寿司」は、「ちらし寿司」のことだったんですね。
京都以外で郷土料理としての「ばら寿司」が有名な地域は、
などがあります。
中でも、岡山県のばら寿司は豪華なので有名です。
ルーツも面白いので、ちょっと紹介しちゃいましょう。
- 岡山のばら寿司のルーツ
江戸時代の備前岡山藩の藩主「池田光政」が、質素倹約を奨励する際に汁物以外に副食を一品に制限する「一汁一菜令」を布告しました。
そこで、器(寿司桶)の底にたくさんの具材を敷いて、それを酢飯で覆い隠してしまうのです。
こうすると、見た目は粗食を装えますが、食事の直前に器をひっくり返せば豪華な食卓にできるという寸法です。
なんとかして、おいしいご飯を食べようという、熱い思いが秘められていますよね。
他にも、備前には「ばら寿司」のルーツと言われている「どどめせ」という食べ物があります。
こちらは、炊き込みご飯に酢酸発酵の進んだどぶろくを加えたのが始まりと言われています。
古くなって酸っぱくなってしまった「どぶろく」を、捨てるのももったいないから炊き込みご飯に混ぜちゃったんでしょうか。
面白い食べ方ですよね。
現在では酢を混ぜて提供しているようですよ!
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まとめ
今回は、ちらし寿司と五目寿司の違いについて紹介しました。
ちらし寿司はご飯の上に彩りよく具材が乗っているもの。
五目寿司は酢飯に具材を混ぜたもの。
ということだったんですね。
ばら寿司は、ちらし寿司の別名ですが、地域によっては様々な具材が乗っていて、岡山、富山、京都といった各地で郷土料理として食べられているんですね。
特に、岡山のばら寿司は他地域と比べて、具材が多くて大きいそうです。
基本的に家庭料理なので味付けは様々です。
旅行の際には食べ比べなんてしてみたいですよね。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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