調理と料理の違い!資格や専門学校で学ぶのはどっち?教室の場合は?

記事公開日:2019年7月8日

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お料理って、美味しくできるととっても楽しいですよね♪

食材を調理して、綺麗にお皿に盛りつけて・・・
SNS映えとかも考え出すと、結構ハマってしまうこともあります。

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ところで、今何となく、

  • 料理
  • 調理

  • と二種類の言葉を使いましたが、どっちを使っても言いたいことは通じますよね。

    これって、同じ意味なんでしょうか?
    何か違いが隠れていたりするのでしょうか?

    どっちでも通じてしまうだけに、あまり深く考えた事って無いんじゃないでしょうか?

    そこで!

    今回は、「料理」と「調理」の違いについて見ていってみましょう。

    資格があるのは「料理」?「調理」?
    専門学校で勉強するのは?
    お教室があるのはどっち?

    この辺の地味な疑問もここで解決!

    それではチェックしていってみましょう!


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    「調理」と「料理」の意味


    まずは、「調理」と「料理」の辞書的な意味からチェックしてみましょう。

      「調理」の意味

      食物を料理すること。

      「料理」の意味

      材料に手を加えて、食物をととのえ作る(=理)こと。調理。また、こしらえた食べ物。

    「料理」のところで「調理」って言っちゃってますよね。
    同じってことなんでしょうか?

    もうちょっと掘り下げてみましょう。

  • 資格」として使うとき
  • 専門学校」で学ぶもの
  • 教室」で使うとき

  • この三つの場面ごとに、それぞれ「調理」と「料理」のどちらを使うのか

    それぞれの場面で使い分けるトコロから、違いが出てこないか、見てみましょう。

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    場面ごとの使い分け


    場面ごとに「調理」と「料理」のどちらを使うのか、ここを見ることで小さな違いが見えてくるかもしれません。

    それでは、それぞれの場面での使い方をチェックしていきましょう!

    「資格」の場合


    資格で使う場合は、「調理」を使います。

    正確には、

    調理師

    という国家資格になります。

    国家資格と言っても、実は「調理師にしかできない業務」というものは存在しないんですよ。

    ただ、「ふぐ調理師」とか「船舶調理師」という調理師資格もあります。
    こちらは「この資格を持っていないと成り立たない職業」というものもありますよね。

    「専門学校」の場合


    次は「専門学校」で学ぶ場合です。
    これは、この手の専門学校の正式名称をいくつか見てみれば分かってきます。

    ちょっと例を挙げてみましょう。

  • 東京山手調理専門学校
  • 調理師専門学校
  • 京都調理師専門学校

  • 専門学校で学ぶのは調理なんですね。

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    「教室」の場合


    さて、次は「教室」の場合を見てみましょう。

    これも、いくつか教室の名前を挙げてみれば分かっちゃいます。

  • クックパッド料理教室
  • ベターホームのお料理教室
  • 東京ガス料理教室

  • と、「教室」の場合は料理を使うのが分かりますよね。

    それぞれの場面での使い分けを通して、何か見えてくるものがあったでしょうか?
    次の項目で違いについてまとめていきましょう。

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    「調理」と「料理」の違い


    三つの使用場面を通してなんとなく見えてきた違いですが、ココでもうちょっと違いの輪郭をハッキリさせてみましょう。

    「調理」を使う場面と言うのは、その技術に対して使われているんですよね。

    一方で、「料理」の時は、もっと広い意味合いが含まれています。
    ピンと来ないかもしれないので、ちょっと具体例を紹介してみましょう。

    「魚」を例に違いを見る


    魚が食卓に出てくるまでには、

  • 魚を買う
  • メニューを考える
  • 魚をさばく
  • 下処理をする
  • 味付けをする
  • お皿に盛りつける
  • 食卓に並べる

  • と、色々な工程がありますよね。
    このすべての工程が「料理」なんです。

    一方、「調理」の方は材料の仕入れやメニューを考えると言った意味合いは含まれません。
    単純に、魚(食材)を捌いたり、加工する技術に対しての呼称が「調理」なんです。

    英語での表現


    因みに、英語での表現は

    料理:dish
    調理:cooking

    となります。

    dishは「一皿」という意味合いがあります。
    目の前にある食べ物が乗ったお皿、これが英語で表現するとdish、「料理」なんですね。

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    イメージとしては、英語の方が掴みやすいかもしれませんね。

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    まとめ


    今回は「調理」と「料理」の違いについて紹介しました。

    「調理」と「料理」の違い

    調理:料理の工程の中でも、食材の加工~味付けまでに至る技術のこと。
    料理:食材の仕入れ、メニューの考案から下拵え、盛り付けや提供など様々な意味が含まれる。

    「調理」と「料理」の境界線って、本当にあいまいですよね。

    盛り付けだって、とても技術がいりますから、そういう目線で見れば「調理」の枠に入る気がしますし、仕入れだって目利きが必要ですから、ある意味、「技術」なのでは・・・?

    なんて考えると、どんどん境界線が消えていきそうです。

    イメージですが、
    「料理」は、「お母さんが作って出してくれるもの」とか、小さなお店で、カウンター席で大将が注文したものを作って出してくれるって感じがしませんか?

    一方で「調理」は、フレンチレストランなんかで、大きな厨房でシェフが作っているって感じがあります。
    大きなレストランだと、注文したものはシェフではなくウェイターが持って来てくれますよね。

    規模の違い・・・
    これも、「調理」と「料理」の違いかもしれません。

    今回は以上です。
    ご参考になりましたら幸いです。
    (*゚ー゚*)ノ

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