メゾンとコーポの違い!ハイツはマンション?それともアパートなの?

記事公開日:2019年8月4日

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物件って、見ていると楽しいですよね。

特に借りたり購入したりするつもりは無くても、間取りや建物の外観、設備などを見ていると、そこでの生活を想像してみたりしてウキウキしてきますよね。

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ネットで賃貸物件を見ていると良く見かけるのは「メゾン〇〇」とか、「コーポ××」といった物件名。
そう言えば、「△△ハイツ」とかもありますよね。

これって、大家さんの好みで付けられた名前なんでしょうか?
それとも、構造等に何か違いがあって付けられているのでしょうか?

マンションなの?アパートなの?

気になりますよね。

そこで!

今回はメゾンとコーポの違いを紹介しつつ、ハイツとの違いもチェックしていってみましょう。

これが分かれば、物件チェックの時にメゾンやコーポなどの名称を気にするべきなのかが分かります!

ではでは、さっそく行ってみましょう~!


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メゾンとコーポの違い


いつもならココでそれぞれの意味について触れるのですが、今回はいきなり違いから入っていきます。

何故かと言うと、

違いが無いから!

なんです。
やはり、大家さんの気分や好みで付けられていることが多いです。

な~んだ、違いは無いのか。

と思って、ページを閉じようとしないでくださいね。
構造間取りに違いはないのですが、せっかくなのでちょっと深堀していきましょう。

もともとの意味を辿ると面白いんですよ!

メゾンとは


メゾンは、建物を意味するフランス語「maison」から来ています。

住居の意味の他に「商店や会社」の意味も持っており、ファッション業界ではオートクチュールのブランドのことを「メゾン・ド・クチュール」と言ったりします。

ちょっと脱線しましたが、「maison」は住宅、特に集合住宅と言う意味を持っています。

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コーポとは


コーポとは、英語のcooperative house(共同住宅)という言葉から作られた和製英語なんです。
これが、日本では馴染みのない共同住宅の有り方で、面白いんですよ。

    「cooperative house」とは

    まずは入居希望者が組合を作り、共同で集合住宅を設計します。
    土地の購入、共同部分の設計、工事を共同で行います。

住居部分には自由度をもたせて設計するので、入居者の好みに合った住まい入手することができる方法と言えますよね。
しかも共同で設計を行うので、経済的に住居を購入することができるんです!

このシステムの発祥は欧米なんです。
なので、日本の賃貸住宅に付けられる「コーポ」とは意味が違ってきます。

でも、この方法、日本でももうちょっと広く知られても良いですよね。
共同部分の設計にも関われたり、住居部分の自由度が高いってのが魅力的ですよね!

ハイツの場合は?


メゾンとコーポの語源をチェックしてみましたが、ハイツはどうなのでしょうか?

ハイツは英語で「heights」と書きます。
「height」の複数形で、高地高台を意味します。

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メゾンやコーポと違って、住居や建物を意味する言葉ではないんですね。

こちらもやはり、間取りやアパートなのか、マンションなのかは関係なく、大家さんの好みで付けられる名前です。

高台にあるからハイツを使った。

程度の感じですね。

大家さん的にも色々悩むところなのかもですが、本当に気分でつけているんですね

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アパートとマンションの違いは?


ところで、ここまで読んでいると、アパートとマンションの違いが気になってきませんか?

何となく、低層の集合住宅がアパートで、立派なエントランスがあって高層なのがマンションみたいなイメージがありませんか?

↑は私のイメージですが・・・(笑)

実は明確な定義は無いんです。

ただ、不動産を扱う会社によって以下のように分けている場合もあるようです。

  • 物件の構造が「鉄骨/重量鉄骨/鉄筋コンクリート/鉄骨鉄筋コンクリート」、3階建て以上の場合は「マンション」。

  • 物件の構造が「木造/軽量鉄骨」、2階建ての場合は「アパート」。

  • といった感じで分けているようです。

    統一してくれればいいのに・・・

    って、思いますよね~。

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    まとめ


    今回は、物件の名称の違いをチェックしてみました。

    もともとの意味に違いこそあれ、

  • メゾン
  • コーポ
  • ハイツ

  • どれも、建物の構造等の違いは無く、さらに、

  • マンション
  • アパート

  • この二つも、実は違いの指標になるような定義はありませんでした。

    マンションとアパートに関しては、扱う会社によっては構造に違いがありましたが、これまた会社によって微妙に変わってくるので、実際に詳細は問い合わせたり調べたりしないと分からないんですよね。

    昔は「~荘」とか言われていましたが、なんとなくちゃぶ台でご飯を食べているイメージというか、ちょっと古臭い感じがしちゃいますよね。

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    それだと入居者さんも入りにくいですから、メゾンやコーポ、ハイツといったカタカナを使ってオシャレで今風な感じになるように工夫しているのかもしれませんよね。

    ちなみに、我が家の近くにも昭和の残り香が漂う「清水荘」という物件があります。
    本当に昭和の忘れ物のような古~い物件ですよ。

    今回は違いが無かったお話でした。
    ご参考になりましたら幸いです。
    (*゚ー゚*)ノ

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