「わびしい」と「さみしい」の違い!わびしいの意味は古語から?例文や類語もチェック!

記事公開日:2019年10月29日
最終更新日:2019年11月8日

Sponsored Link




寒い季節の足跡が聞こえてきて空気が冷たく感じると、なんとなくさみしい気持ちになったりしますよね。

からっ風が吹いてくると、こんどはわびしい気持ちが湧いてきて、空を見上げてみたりなんかして・・・。

01

こうして文章にしてみると、「さみしい」と「わびしい」って同じような感じがしますよね。
使われ方って違うんでしょうか?

意味とかも実は調べませんよね。
特に「さみしい」の意味なんて調べませんよね。

「さみしい」は「さみしい」でしょ。
そういう気持ちのことでしょ。

って感じですよね。

でもでも、まぁまぁ、味わい深い日本語をじっくり考えるいい機会ってことで!

今回は「さみしい」と「わびしい」の違いについて紹介していきましょう。
ニュアンスを知るべく、例文とか類語も見ていってみましょう!

感情を表現する日本語って、結構多彩ですからね。
類語は楽しめそうですよね!

それでは行ってみましょうー!


Sponsored Link




「わびしい」と「さみしい」の意味


ではでは、さっそく意味からチェックしてみましょう!

「わびしい」の意味

わびしい」の意味はどんな感じになるのでしょうか?
見てみましょう。

    「わびしい」の意味

  • 力が抜けてしまうような気持や、そういう有様のこと。

  • 失望・失意や不遇で、やりきれなくつらい。また、頼るものがなく、心細い。

「力が抜けてしまう」。。。
う~~~ん。。。ピンと来ませんね。

とりあえず、「さみしい」の意味も見ていってみましょう。

「さみしい」の意味

さて、意味なんてめったに調べない「さみしい」の意味を見てみましょう!

    「さみしい」の意味

    活気を失い、満ち足りない。

満ち足りない」!
なるほど、確かに、心が空虚というか、なにか満たされない、足りないって感じですもんね。

感情の表現なので、人によっては違うように感じるかもしれませんが、辞書的な意味としてはこんな感じです。

辞書的な意味を見ると、結構「わびしい」と「さみしい」は内容に違いがあるんですねぇ。
「わびしい」の方が、色々な意味を含んでいるように見えますね。

ちょっと具体的な違いを次の項目でみていきましょう。

Sponsored Link



「わびしい」と「さみしい」の違い


それでは、「わびしい」と「さみしい」の違いについてまとめてみましょう。

「さみしい」は、感情に対して使いますよね。

「わびしい」はどうでしょうか?

「わびしい」は感情に対しても使うのですが、ものの様子に対して使うことが多いんです。

先ほど紹介した意味のところだと、

力が抜けてしまうような有様のこと。

という意味合いで使うことが多いんですね。

ところで、「力が抜けてしまうような有様」って、なんか想像しにくくないですか?
ちょっと「わびしい」を漢字にしてみてみましょう。

「わびしい」は漢字で書くと「侘しい」となります。
わび・さび」の「わび」です。

「落ちぶれた様子」というネガティブな様子と、「閑寂や情緒、趣を楽しむ」というポジティブな様子の両方の意味合いを持っています。
結構深いですよね。

実は「わび・さび」は、由来も深いんです。
なんと「侘び」は万葉集にまで遡れるんです!

せっかくなので、ちょっと触れておきましょう。

「わびしい」の意味は古語からなのか?


さて、先ほども触れたとおり、「わびしい」の「侘び」は万葉集にも記述があります。
もともとは、「いとうべき心身の状態」を表す言葉だったのが、徐々に今使われているような意味になったと言われています。

「わび・さび」と言えば、千利休が茶道と結び付けて急速に発展させた美意識ですよね。

茶道と結びついてから、「侘び」は今使われるような意味が主流になっていった可能性が高そうですが、詳しいことは実はまだ研究途中なんです。
普段使っている日本語の由来が研究途中って、なんだか意外ですよね。

Sponsored Link



例文と類語


それでは最後に、「わびしい」と「さみしい」、それぞれの例文類語をチェックしていきましょう!

「わびしい」の例文と類語

まずは、「わびしい」の類語と例文から見てみましょう。

    「わびしい」の類語を使った例文

  • 一人の食卓は、静かすぎて悲しい
  • 秋の日暮れは切ない気持ちになる。
  • 大きな家に独りぼっちは心細い
  • 紅葉した葉が落ちていく様が、やるせない気持ちにさせる。

  • 02

赤字で示した言葉が、類語になります。

他にも、

清貧
湿っぽい
陰気臭い
寒々しい
重苦しい
物寂しい
うら寂しい
みすぼらしい
憐れ

。。。と、なんだかネガティブな言葉ばかりですね。

逆に言えば、上で羅列したようなネガティブな言葉を「わびしい」と言っちゃえば、趣のある雰囲気にすることが出来るんですよね!
そう考えると、便利な言葉になってきますよね。

「さみしい」の例文と類語

次は「さみしい」ですね。
あまり類語とか考えた事ないかもですが、チェックしてみましょう。

    「さみしい」の類語を使った例文

  • 友を失った喪失感がぬぐえない。
  • 目標を達成しても、一緒に喜んでくれる人がいないのは空しい
  • なかなかクラスに馴染めずに、居場所がない

「さみしい」は、「わびしい」のような複雑な雰囲気を持っていないので、意外とシンプルです。

孤独
寄る辺の無さ
空虚感

こういった言葉とも置き換えることができます。

Sponsored Link



まとめ


今回は「わびしい」と「さみしい」の違いについて紹介しました。

「わびしい」と「さみしい」の違い

わびしい:感情と、ものの様子の両方に使える。
さみしい:感情に対して使う。

文献に登場する言葉の起源は「わびしい」の方が古いのですが、今のような使われ方とは違った可能性もあります。
まだまだ、「わびしい」に関しては研究途中の様ですね。

「さみしい」は孤独感や寂寥感を表現するのですが、「わびしい」の方はかなり色々な意味が含まれていました。

03

「わびしい」の類語はちょっとネガティブな言葉ばかりでしたが、逆にそれらの言葉を「わびしい」に置き換えることで表現を柔らかくすることができそうですよね!

今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ

Sponsored Link



この記事が参考になった!」場合はこちらのボタンでポチッと応援お願いします!

  • LINEで送る

おすすめ記事



コメントを残す

CAPTCHA





サブコンテンツ

このページの先頭へ