路側帯と路肩の違い!歩道のあり・なしで違う?歩行者、二輪車、駐車のルールについても!

記事公開日:2022年2月1日

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自動車免許を取るときなんかに見かける、

  • 路側帯


  • 路肩


  • という言葉。

    バイクは路側帯の走行は違反だけど路肩の走行は違反じゃない。

    とか見るに、路側帯と路肩には明確な違いがありそうですよね。

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    道路の様子を思い浮かべても、アスファルトに白い線が描かれているだけでイマイチ具体的な違いが思い浮かばないですよね。

    でも、法律でも違いが決まっていた気がしませんか?
    免許センターとか、自動車教習所とかで、教科書に書かれていた気がしませんか?

    なので!!

    今回は、路側帯と路肩の違いについて見ていきます。

    さっきバイクの走行場所についてもちょっと触れたので、せっかくなので「歩行者、二輪車、駐車のルール」も一緒にチェックしておきましょう!


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    路側帯と路肩の違い


    まずは路側帯路肩の違いからですね。
    それぞれがどんなふうに定義されているのかをチェックしてみましょう。

    路側帯の定義


    ではでは、路側帯の定義をチェックです。

      路側帯の定義

      路側帯(ろそくたい)は、道路交通法で定められ関連法令で使われている用語。

      道路交通法第2条で

      歩行者の通行の用に供し、又は車道の効用を保つため、歩道の設けられていない道路又は道路の歩道の設けられていない側の路端寄りに設けられた帯状の道路の部分で、道路標示によつて区画されたものをいう。

      と定義されている。

      歩行者の安全のために、歩道がない道路又は道路の歩道がない側に設置され、車道と分離することにより基本的に歩道と同様に扱われる。
      道路交通法第17条の「歩道等」には、歩道と路側帯が含まれている。

      高速道路など歩行者の通行が禁止されている道路においては、「車道の効用を保つため」に設置される。

      外見から車道外側線や停車帯と混同されることがある。

      引用:wikipedia


    歩道のない車道で「歩道として使うためのスペース」として設置されているんですね。
    さらに道路標示によって区画されている、と。

    道路標示はどんなものかと言うと、

  • 白一本の実線:普通の路側帯
  • 白二本の実線:歩行者用路側帯
  • 白の破線(点線)と実線:駐停車禁止路側帯

  • この3種類があります。

    特に三つめの白の破線と実線で区切られた路側帯は駐車だけでなく停車もダメなので、気を付けてくださいね。

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    路肩の定義


    次は路肩の定義を見ていきましょう。

      路肩の定義

      路肩(ろかた、英: Shoulder, Breakdown lane, extra lane)は、道路に接続して設けられる帯状の道路の部分。
      道路(舗装構造)を保護する目的のもので、舗装されていない部分を保護路肩という。

      通常、路肩は道路(車道、歩道、自転車道または自転車歩行者道)の両端に、その主要構造部を保護し効用を保つため設けられる。

      原則として車両が路肩を通行することはできないが、国によってはバスの通行があらかじめ想定されている場合や、時間帯に限り走行可能となる場合もある。

      引用:wikipedia


    路肩は歩道の更に外側にある部分なんですね~。

    こうして見ると、全然違うものですね。

    「路側帯」は法律で定められたもので、道路が道路として機能するために歩行者が歩くスペースって感じですね。

    「路肩」は法律は関係なくて、道路を保護するためだったり、条件によっては車両が走ることができるスペースだったりと、役割がフレキシブルですよね。

    歩行者、二輪車、駐車のルール


    路側帯と路肩の違いが見えたところで、歩行者、二輪車、駐車のルールをチェックしておきましょう。

    路側帯の定義の所で駐車についてチョロッと触れましたが、二輪車や歩行者もルールの確認は大事ですよね。

    歩行者のルール


    車は左、人は右」とか言われますが、法律的には人はどこを歩くのか?
    というのを確認しましょう!

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      歩行者のルール

      歩行者の歩く場所に関しては、道路交通法第10条第1項に記されています。

        道路交通法 第10条第1項(通行区分)

        歩行者は、歩道又は歩行者の通行に十分な幅員を有する路側帯(次項及び次条において「歩道等」という。)と車道の区別のない道路においては、道路の右側端に寄って通行しなければならない。

        ただし、道路の右側端を通行することが危険であるときその他やむを得ないときは、道路の左側端に寄つて通行することができる。

    歩行者は、歩道や路側帯を歩くのが基本で、そう言ったものが見当たらない場合は道路の右端によって歩かなければならない、ということですね。

    道路の右端を歩くことで、走行する車と対面する形になります。
    対面通行になることで、例えば暴走車がこちらに向かってきた時などに逸早く気付いて危険に対応できるということになります。

    普通に、後ろから車が来る状況って怖いですしね。
    車としても、こちらに背を向けている歩行者を追い越すのは地味に怖いんですよね。

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    二輪車のルール


    車を運転している側からすると、二輪車は結構怖い運転をしてきます。
    特に原付の方は、本当に怖いことするんですよね…

    なので、二輪車を運転している人はここを読んでもらって、少なくとも車を運転している人間は、

    原付はこういうルールで運転していると思って車を運転している。

    と認識を持ってもらえると、お互いに事故につながる危ない運転を避けられるかもしれません。

    では、チェックしてみましょう。

      二輪車のルール

      まず歩道がある場合は、二輪車は路肩走行OKです。

      そして歩道がない場合は、二輪車や原付も路側帯走行NGです。

      意外とウッカリしがちですが、高速道路の路側帯もバイク走行NG(車ももちろんNG)ですので、注意が必要です。

      また、路肩走行での追い越しは禁止です。

  • 路側帯走行NG
  • 路肩走行の追い越しNG

  • この2つは守られていないなぁ・・・
    と感じることが多いです。

    車としては、左側から追い越しが来ると想定していないこともあるのですが、稀にTwitterなんかで二輪車(自転車)の運転者が、

    この車めちゃくちゃ左に寄せてきて追い越しできないwww

    みたいな投稿を挙げていて、草も生えません。

    ルールがたくさんあるので、覚えて実行していくのは大変ですが、安全のために最低限の共通認識は大事にしたいですよね。

    駐車のルール


    最後は駐車のルールを見てみましょう。

      駐車のルール

      どんな場合でも「左側に寄せる」ことに変わりないのですが、路側帯の場合は色々なパターンがあります。

      • 白一本の実線がある場合:路側帯の幅が75cmを超える場合は、路側帯内に入って止まることができる(路側帯に入り、車の左側を0.75m以上空けた状態)。

      • 白二本の実線のある場合:幅が広くても路肩に入れない。車道の左側に寄せて車を停める。

      • 白の破線(点線)と実線のある場合:幅が広くても路肩に入れない。車道の左端に寄せて車を停める。

    駐停車の時ってちょっとドキドキしちゃいますよね。
    「ここOKなのかな…」みたいな。

    特に交差点付近でバス停などが近くにある時は、法律的にはOKでも迷惑なことには変わりないし…とか色々考えちゃいますよね。

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    まとめ


    今回は、路側帯と路肩の違いや、それに伴うルールを見てみました。

    道路の両脇に書かれている白線の意味なんて、結構忘れていますよね。
    っていうか、「自動車学校でやりましたっけ?」って感じでしたね。(やっています。)

    そして、白一本の実践がある場合の駐車に出てきた75cmルールとか、

    75cm、運転してるときに見ても分かんないよ~!!!

    ですよね。
    これで駐禁取られたらツライ…

    とは言え、皆が安心して道を歩いたり運転したりするためには必要なルールですから、忘れないようにしていかないとですよね。

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    今回は以上です。
    ご参考になりましたら幸いです。
    (*゚ー゚*)ノ

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