猫のシステムトイレと箱型トイレの違い!おすすめのトイレはどれ?砂やシートの費用の違いも
記事公開日:2021年10月7日
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猫飼いなら一度は考えたことのあるテーマ、それが猫のトイレ事情!!
猫って体臭は気にならない猫が多いですが、例外なく排泄物が臭いんですよね。
なので、
- どんなトイレを選ぶか
- どんな猫砂を選ぶか
コレは重要なことです。
テキトーに選ぶと臭いから!!!
汚れたトイレが大嫌いな猫にとっても、メンテナンスをする飼い主にとっても大事です。
今回は、猫飼い歴30年なのに、新たな猫を迎えてわずか一か月半でトイレを「箱型トイレ→システムトイレ→システムトイレその2」と変えた悲しい経験を共有すべく、猫トイレの違いを紹介しつつ、猫のタイプ別にオススメのトイレも紹介していきます!
消耗品のランニングコストも一緒に共有していきますよ。
もうこれで悩みの種のトイレの選定も、消耗品のコスパ計算も終わらせる勢いでやっていきますよ~!
目次
猫トイレの違い
まずは猫のシステムトイレと箱型トイレの違いを見ていきましょう。
システムトイレとは?
システムトイレはスノコ状の上部と、下部におしっこを受けるトレーで構成されるトイレの事です。
絵にすると分かりやすいので、花王のニャンとも清潔トイレのサイトからお借りしました。こんな感じの構造です。
トイレ本体の他に、消臭効果の高い専用のトイレシートとサンド(猫砂)があります。
花王の他にもユニ・チャームやアイリスオーヤマ等、各メーカーから販売されていますが、どのメーカーもトイレシートは週に一回の交換、猫砂は月に一回の交換でOKという商品が一般的です。
使用する専用猫砂はおしっこで固まらないタイプのものを使用します。
箱型トイレとは?
箱型トイレはシンプルな箱型の構造で、猫砂を容器に入れて使うトイレです。
濡れると固まるタイプの猫砂を使います。
猫がトイレを使った後は、固まった猫砂を取り除く必要があります。
我が家の猫は、おしっこをするたびに「取り除け」と言って呼びに来ていました。
下僕なので、せっせとお掃除させて頂いておりました。
猫トイレは大きく分けてこの「システムトイレ」と「箱型トイレ」2つのタイプに分けられます。
「じゃぁ、どれがいいのか?」
という話ですよね。
次の項目でまとめましょう。
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おすすめの猫用トイレはどれ?
それでは、
「うちの猫にはどのトイレが良いのか?」
という所を見ていきましょう。
システムトイレが使える猫ちゃんならば、断然オススメするのは「システムトイレ」です。
消臭効果や掃除の面から見ても、システムトイレは良いです。
スノコ部分に汚れが溜まって臭いの元になったり、洗浄が面倒かと思ったのですが、そんなことはありませんでした。
「じゃぁ、もうシステムトイレ一択じゃん。」
ってなると思うのですが、そういうわけでもないのが猫と言う生き物…
ちょっと分けて見ていきましょう。
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箱型タイプがオススメの猫タイプ
まずは、箱型タイプしか使えない猫がいます。
具体的に言うと、
粒の小さい鉱物系の固まる猫砂じゃないと絶対イヤ!!!
というタイプの猫が稀にいます。
猫って本当は鉱物系の猫砂が一番好きなんですよ。
そういう調査結果が出ているくらいです。
このタイプの猫だと、システムトイレは使えなくなってしまいます。
逆に言えば、このタイプじゃなければシステムトイレを使える可能性が高いです。
冒頭でも書きましたが、私の場合は最初に箱型トイレに鉱物系の猫砂の組み合わせを使っていました。
なぜ止めたかと言うと、
砂かきが激しくて猫砂が尋常じゃないくらい散らばったから
です。
鉱物系の小さい猫砂って、とにかく散らばるんですよね…orz
あとは、この組み合わせでは臭いが気になったのと、おしっこのたびにトイレ掃除をするのが面倒になったからです。
そこでシステムトイレに移行したのですが、ここでも新たに問題が・・・!!!
お勧めのシステムトイレと砂・シートの費用
と、言うわけで、私の個人的な体験談を交えつつ、猫タイプごとのお勧めシステムトイレを見ていきましょう。
まずは、体重が4kg程度までの雌猫ちゃんであれば、サイズ感も込みで普通のシステムトイレでOKなことが多いです。
「普通のシステムトイレって言っても、何それ?」
って感じですよね。
システムトイレ界隈には、2大巨頭とも言っていいレベルでシェアを占めているトイレがあります。
それがここでいう所の「普通のシステムトイレ」です。
それがこの2つ!!
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- ニャンとも清潔トイレ
※画像クリックで楽天にリンクします。
- デオトイレ
そして、私が買った一つ目のシステムトイレがこちらでした。
※画像クリックで楽天にリンクします。
- アイリスオーヤマ 猫用システムトイレハーフタイプ
サイズ感も価格帯も同程度です。
正直、この3つに大きな差は無いと思って深く考えずに買ったのですが、良かった点とちょっと後悔した点もありました。
と言うのも、トイレ本体の下部に穴が開いている仕様だったのです。
つまり、トレーを引き抜くと、スノコ構造の下は直接床!!
この構造だと、砕けた猫砂のカスが床に落ちてしまうんですよね。
この構造が私は嫌で、ちょっと後悔しました。
とは言え、アイリスオーヤマのトイレにしかなかったいい所もありました。
と言うことで、次の項目で各社のシステムトイレの良い点や、純正品を使った場合の猫砂・シートの費用などをまとめていきましょう。
ニャンとも清潔トイレと砂・シートの費用
ニャンとも清潔トイレは猫砂が少なくて済む形になっていました。
力の弱い雌猫ちゃんや激しく砂かきをしない猫にはお勧めです。
他の2社と比べるとトレーの形はやや大きめなので、純正品以外のシートを使う時はシートとトレーのサイズを要確認です。
専用砂は木質系の素材で、大きさが極小・小さ目・大き目と選べます。
小さめの猫砂を好む猫も多いので、この選択肢は有難いですよね。
力の弱い猫ならなおさら、小さい猫砂の方がいいです。
また、本体の底に穴が開いていないので、「トレーを引き出すとスノコの下に床」という状態にならずに安心感があります。
消耗品のコストは、
- シート:92円/枚(12枚入り)
猫砂:250円/L(4.4L入り)
となります。
一週間にシート1枚、一か月で猫砂を2L消費したと仮定すると、一か月のコストは880円です。
Amazon定期便もあったので、そちらを使うと、
- シート:78円/枚(12枚入り)
猫砂:212円/L(4.4L入り)
となり、一か月のコストは736円です。
Amazon定期便だと、少し安くなりますね。
デオトイレと砂・シートの費用
デオトイレもニャンとも同様に猫砂が少量で済む形状をしていました。
そしてアイリスオーヤマと同じで、本体の底に穴が開いている形状です。
デオトイレの一番の特徴は、トレーの前後をひっくり返して使うことができる点です。
これだと、毎回同じ場所でおしっこをする猫の場合は、トイレシートを無駄なく使うことができますよね。
我が家の猫はおしっこの臭いを目印にしていたので、結局おしっこが染みたシートの上に更におしっこしていることになりましたが(笑)
トレーの形はレギュラーサイズのシートが収まる大きさでした。
専用砂は大きめのチップで、素材はゼオライトとシリカゲルです。
消耗品のコストは、
- シート:95.5円/枚(20枚入り)
猫砂:262.5円/L(4L入り)
となります。
一週間にシート1枚、一か月で猫砂を2L消費したと仮定すると、一か月のコストは907円です。
アイリスオーヤマのシステムトイレと砂・シートの費用
アイリスオーヤマのシステムトイレは、他の2社よりも猫砂がたくさん入る形になっていました。
砂かきが激しいタイプの猫は、猫砂が少ないとストレスになることもあります。
なので、砂かきが激しい(砂がとっても散らばる)猫は、アイリスオーヤマがオススメです。
デオトイレ同様、トレーの形はレギュラーシートが収まる大きさでした。
砂は大きめのチップでゼオライトとシリカゲルを混ぜたものです。
消耗品のコストは、
- シート:50円/枚(10枚入り)
猫砂:150円/L(6L入り)
となります。
一週間にシート1枚、一か月で猫砂を2L消費したと仮定すると、一か月のコストは500円です。
我が家の場合は猫砂を4L使っていたので、一か月のコストは800円でした。
このシステムトイレが使えなくなってしまった理由は、時々おしっこがトイレからはみ出てしまう、つまりトイレが小さかったんです!
と言うわけで、上の3つ以外の選択肢を見ていきます。
オスの成猫、大型猫にオススメのシステムトイレ
先に紹介したシステムトイレでは我が家の猫には小さかった点を考察しながら、お勧めの大型トイレを紹介します。
我が家の猫は1歳になったばかりの体重4.2kg、長毛の雄猫です。
猫としては大きくありません。
それでも普通サイズのトイレでは失敗していた理由は、雄猫だったことが考えられます。
個体差はありますが、雄猫ってお尻を上げておしっこをする時があるんですよね。
所謂マーキングの態勢みたいな感じで…
そのために、トイレの枠にギリギリ治まらなくて、おしっこがトイレの外に行ってしまう事が週に数回ありました。
そこで色々見た結果、以下の一択になりました。
※画像クリックで楽天にリンクします。
- デオトイレ ワイド
他にも大きめトイレはあったのですが、他のトイレはパーツの結合部からおしっこが漏れるなどの口コミがあったこと、デオトイレは日本製だったのでパーツの結合部の他にも細部の作りがしっかりしていたことが理由でした。
本体が大きくてトイレの周りの壁も高いのでおしっこや猫砂がトイレの外に飛び出してしまう事もありませんでした。
使用するトイレシートもレギュラーサイズで済むように工夫されているのが嬉しいポイントです。
でもこれ、砂の消費量がすごそうですよね。
なので、我が家ではスノコの上だけに猫砂を置いて使っています。
こんな感じで…。
砂の使用量はおよそ4~5L程度で済んでいます。
とてもデカい箱に入っているので、お急ぎでなければ通販がおすすめです。
さて、最後に臭い問題の解決を図りつつ最高のコスパを目指したシートと猫砂の組み合わせについて紹介していきますよ!
システムトイレの臭い問題と対策
システムトイレ界隈で大きなシェアを誇るメーカーを見ていきましたが、大事なのは臭い問題です。
実際にメーカーが謳っているトイレシートの使い方・砂の使用量での使用感はどうなのか?
ですよね。
各メーカーのトイレシートの消臭効果は評判が良いです。
ですが、一週間分のおしっこをたっぷり吸ったシートを交換するのはちょっと…と感じる人もいます。
また、砂に関しては「1カ月交換しなくてOKか?」というと、私は2週間で臭いが気になってきました。
あとは衛生面が気になることもありますよね。
つまり、
「おしっこが付着した砂を放置している状態が気になる…。」
と。
さらに、砂の量はどのメーカーも標準使用量を2Lとしていますが、正直2Lでは足りない気がします。
さらにさらに、ゼオライトの砂は自治体によっては燃えるゴミに捨てられない場合もあります。
毎月2~4Lの燃えないゴミを出すのも、ちょっと…重いし…
となってくると、毎月のコストも高いような気になってくるんですよね。
そこで、コスパが良くて臭い問題も解決してくれる猫砂を紹介します!!
費用対効果最高で臭いも解決する猫砂・シートの代用品
システムトイレの臭い問題を解決しつつ、コスパも抜群な方法、それが、
ペレットストーブ用の木質ペレットを使う
事でした。
猫飼いの間では割とメジャーな方法で、youtubeなんかでも紹介されています。
下の動画では、ニャンともとデオトイレのサイズの比較もしています。
木質ペレットはおしっこを吸った部分はおがくずになってスノコの下に落ちていきます。
これなら衛生面も気になりません。
動画ではトレーにビニール袋をかけて使う方法でシートを1週間使っています。
コレも費用対効果抜群ですが、我が家の猫はビニール袋で遊ぶ猫なので、ビニール袋をかけずに毎日シートを交換しています。
木質ペレットのお値段は33Lで1,780円、小さめサイズの20Lは1,580円程度の価格帯で販売されています。
何社か使いましたがペレットのお勧めは、杉やヒノキを使ったものが匂いも良かったです。
木そのものの消臭効果が高いので、ペットシートも純正品ではなく激安の物で大丈夫でした。
レギュラーサイズ1,200枚で4,980円とかです。
この組み合わせだと、
シート:4.15円/枚
猫砂:53.9円/L
猫砂:53.9円/L
となります。
仮に、毎日シートを交換して2週間に1回猫砂を全量(2L)交換したとしても、一か月(28日)のコストは331.8円です。
この使い方と週に一回のトイレの丸洗いで我が家の猫トイレの臭いはかなり改善しました。
猫が嫌がらない限りは、この組み合わせ一択だな、ってくらい快適でした。
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まとめ
今回はシステムトイレと箱型トイレの違いについて紹介しました。
昨今猫のトイレはどんどん進化していて、全自動、ドーム型、上から入るタイプ等色々あるのですが、今回は多くの猫が嫌がらないオープンタイプのトイレに絞って紹介しました。
トイレに臭いがこもるのが嫌な猫も多く、トイレの周囲を覆っているドーム型や上から入るタイプは使ってくれない猫もいます。
臭いが広がらないので飼い主的には良いことですけどね。
今回は私自身が初めてのシステムトイレ導入にあたって、色々口コミをチェックしたり形状を確認したり、コスパ計算したりしていたので、もうこれは困っている人と共有できれば良いな!
と思って記事にしてみました。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)
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